君のその唇に 僕はいつも夢中なんだ

中華レストランのバーミ○ンにランチを食べに行った



２ヶ月前、ヒドイ目にあった、例のあの店だ



ヒドイ目にはあったものの
やはり「近所」という便利さにはかなわない
実はえどんはあれからも何度かこの店を利用しているのだ



「料理がイマイチ美味しくない」という点を除いては
これまで店にこれといった落ち度もなく
あの出来事はえどんが夜に見た白昼夢だったのだ
と思うことにして
何事もなかったように飲食を楽しんでいた






そう、今日・・・あるものを見つけるまでは・・・





ランチと一緒にドリンクバーを注文したえどん
食後のコーヒーを飲むために
置いてあるドリンクバー用のカップを手に取る



すると・・・！




口紅ベターリ





赤々と色鮮やかなリップの痕跡
これがしっかりカップにこびりついていたのだ



こ、このバー○ヤン野郎！
一度ならず二度までも・・・もう許せない！







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えどん
「おい、そこの店員！この店は洗い物もちゃんとやらないのか！？」




店員「す、すみません。ただいまお取替えしますので」




えどん
「だいたいにしてお前らは私語が多すぎなんだよ！」




店員「も、申し訳ありません」




えどん
「客をなめるのもいいかげんにしろよ！？オラァ！」





店員「ヒィーお許しを～」






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と、いう妄想を考えながら
とりあえずカップを元通りに置いておいた



これでこのカップを発見した誰かが
代わりに文句を言ってくれるだろう


フフフ・・・




え、なぜ自分で言わないのかって？
そりゃあ他のカップを使えば済む話だから・・・