「ホーチミンと金沢をつなぐ音楽会」にて未来の可能性を見た一夜

１０月２５日　２０１０年

石川県金沢市・北国新聞赤羽ホールにて・・・

　　　　「　ホーチミンと金沢をつなぐ音楽会　」が行われた。

告知用チラシです。

演奏会を始める前にナビゲーターである　

　　　　　三枝成彰氏などから、現在のホーチミンの音楽の状態などの話しがあった。　

　　　　　　　　　　　　プロの耳からもまだまだの演奏技術の水準がひくいと言う事であっった。

私は音楽を楽しむ立場なので「　そうか　」と思い演奏を聴き始めた・・・・

　　　演奏を聴いて、見ていて思ったことは「　本当に音楽が好きな人々なんだ　」と言う事です。

プロの演奏家でも「　ほら聞いてみろ　」なんていう立場で演奏をしている人たちをハワイの演奏会でも

見たことがあります。見ていて人間味が感じられない音質です。

今回、ホーチミン市から５人の演奏家たちが金沢にてホームステイを一か月滞在しながら

音楽を勉強した。その成果を見せるコンサートでした。

批評なんかよりも、一番大切な「　音楽が好き　」という彼らの心が伝わってきたコンサートでした。

特に第二部の彼らが演奏した地元の曲には、田園の風を感じることが出来た貴重な体験をしました。


現在の演奏家たちは確かに技術は最高に素晴らしいですが、心がついて行っているのかと思う事があります。


　　　　今回、三谷産業株式会社さんが多大な協力をされたと聞きます。

　　　　　　本当に心の演奏会、楽しんで聞かせていただきました。


もし、来年もこの交流音楽会が行われるというのであれば、ぜひ、舞台の後中央ににスクリーンで

ホーチミンの現状を写しだしてみてはいかがでしょうか。ビデオ・写真など。

　　　聴覚・視覚からの交流ができるのではないかと感じました。

または、地元の学生たち参加による寸劇も楽しいのではないでしょうか。


演奏会の後に、パンフレットに三枝成彰氏にサインを書いていただきました。


三枝氏いわく、日本のフルート生産は世界最高だそうです。

世界の有名なフルート演奏者はほとんどが日本製を使用していると言う事でしたよ。


ロビーにて　写真右：　カウカヒゆたか　　写真左：三枝成彰氏


　　　　今後の金沢市とホーチミンとの音楽交流に期待します。