「 Ｂａｒｂａｒｉａｎ Ｐｒｉｎｃｅｓｓ バーバリアン・プリンセス 」 世界初上映 ＰＡＲＴ １

映画「　Ｂａｒｂａｒｉａｎ　Ｐｒｉｎｓｅｓｓ　・　バーバリアン・プリンセス　」　世界に先駆けて上映された。

映画のタイトル、直訳すれば「　野蛮なお姫様　」。

・・・・何故、このよなタイトルになったかという事はハワイの歴史を勉強された方なら検討がつくとおもいます。

映画の中でも表現されているので、ご覧いただければ納得いくと思います。

今回、この題名をめぐり賛否両論、特にネーティブ・ハワイアン・グループの一部から

映画のボイコットを請求する動きまで始まったのだ。

そんな中での上映となり、チケットは完売（異例な）となり、追加上映の予定が組まれたほどだ。

上映日　１０月１６日は　プリンセス・カイウラニの誕生日でもある。

文化を超え、時代を超えて素晴らしい誕生プレゼントが企画されたという事だ。


ハワイ・シアター近辺は暴動も無く無事に上映を迎えた。



プリンセス・カイウラニを演じた　「　Q'orianka Kilcher・クオリアンカ・キルヒャー」



映画制作の段階でハワイ語をどう表現していくか、そのアドバイザーに抜擢された

Dr. Puakea Nogelmeier　プアケア先生です。

ケアリイ・レイシェルの知人でもあります。

オアフ島内を走るバスの声は、なんとこの「プアケア先生」の声なんですよ。

ハワイ文化関係のイベントでお会いする事が度々あります。


劇場前で「　クオリアンカ　」自身が来場者に短時間ですが、挨拶を行いました。

取材の数はすごかったですよ。

カメラマンにポーズをとる「　クオリアンカ　」



写真：左は監督の「　Marc Forby　」　

上映開始前に息抜きで会場外へ来たところを写真に収めさせてもらいました。

「 Ｂａｒｂａｒｉａｎ Ｐｒｉｎｃｅｓｓ バーバリアン・プリンセス 」 世界初上映 ＰＡＲＴ２

ハワイシアターの前には多くの方々が来られました。

ラジオ局・スタジオ・リム　にて　活躍中の「　ペレ・レイコ　」さんと記念撮影です。


ホノルル国際映画祭のエグゼクティブ・デレクター　「　Chuck BOLLER　」と記念撮影。



彼女が若い頃に、ハワイ初のナッシュビル・レコード契約を結んだ歌手として話題に。

以後、数々のレコードを発表、現在も歌い続けているハワイを代表する素晴らしい歌手の「　Melveen Leed ・メルビーン・リード　」


取材陣も、すかざすインタビューを行っていました。

「 Ｂａｒｂａｒｉａｎ Ｐｒｉｎｃｅｓｓ バーバリアン・プリンセス 」 舞台挨拶

会場内で知人で俳優の「　Winston Welch 　」ウィンストンに出会う。

彼は、テレビドラマ「　ＬＯＳＴ・ロスト　」にてエキストラを何度も行っています。

今回の映画にてもエキストラとして出演しています。


撮影で一番大変だった事は・・・

「撮影は４月頃に行われた。場所の設定はニューヨーク。冬の頃のシーン・・・

　　　ウール地のスーツを着たので、暑かったし大変だったよ。」という事です。

もう一つ・・・・ウィンストンの横顔に注目してください。

何も「　もみあげ　」がありませんが、映画ではとてつもなく長い「　もみあげ　」があります。

「一番楽しかったのは、メイクアップに１－２時間かかった事だよ」と笑顔で答えてくれました。

この「　もみあげ　」人毛を使用し＄７００ドル以上はするものだったらしいです。



上映前には、プリンセス・カイウラニに捧げるチャントとフラが披露されました。




上映後に行われた舞台挨拶です・・・・


質疑応答の時には、監督に「題名を変える意思はないのか？」と厳しい質問もとびかった。

こんな質問も・・・

「　映画の終わりに何でプリンセス・カイウラニの写真を入れてくれなかったの？」

の質問に監督は「　私も同じ事を考えました。実在のプリンセスの写真を入れることで、

今まで映画の中で演じてきた事が、観客が現実に戻されてしまうので使用しなかったのです。」と答えた。




俳優達が一同に並び、挨拶が行われた。


ちょっと小耳にした話・・・知人のスタッフからの話です・・・・

写真右から二番目のキング・カラカウア役は、役に不適切という事で撮影中に俳優の変更が相次ぎ、

なんと３人目でやっと決まったという事です。

「 Ｂａｒｂａｒｉａｎ Ｐｒｉｎｃｅｓｓ バーバリアン・プリンセス 」 セットデレクター

Ｒｉｃｋ　Ｒｏｍｅｒ・通称　リック

今回の撮影のセットを担当した人物です。

リックはテレビドラマ・ＬＯＳＴ　ロストのシーズン１から　シーズン３まで

セットデレクターとして活躍した人です。

オフィシャル・ロスト・マガジンの中でもインタビューが紹介された事があります。

簡単な経歴については下記を参照してください。
http://www.imdb.com/name/nm0739278/

一番苦労した事について聞いてみました。

「　船を作る事だったよ。実際の船を使用したが、シロアリに食べられていて

　　　　それを修復し、撮影の出来る状態にするのが大変だったよ。」

「　イオラニ宮殿での撮影は慎重に行ったんだ。」とも語ってくれた。

映画の中でも重要なシーンで実際の宮殿が使用されて撮影が行われた。

リックが手作りのスティール写真・パネルです。

リックのこの映画にたいする心が表現されています。


上映前にはこのパネルの前で立ち止まり、見入る人々が沢山おられました。


プリンセス・カイウラニの実際の写真です。


宮殿での撮影のひとコマが分かりますね。


豪華なセットがうかがえます。

プリンセ役の「 クオリアンカ・キルヒャー 」からサインをゲット作戦！

ワールド・プレミア「　Barbarian Princess ・　バーバリアン・プリンセス」

主演の「　Q'orianka Kilcher・クオリアンカ・キルヒャー　」から是非サインをゲットしたい・・・

・・・・・・・ということで彼女の表紙のマガジンを持参してみた。


全席指定で完売された。これがその映画のチケットです。


劇場前で挨拶をしていた「　クオリアンカ・キルヒャー　」をみつけて・・・

　　まずは写真を撮らせてもらいました。

・・・・そして・・・・


見事「　Q'orianka Kilcher・クオリアンカ・キルヒャー　」からサインをしてもらいました。

「　Q'orianka Kilcher・クオリアンカ・キルヒャー　」と記念撮影も大成功！

地元のテレビニュースに出てしまった。

ハワイ・シアターで行われた「　Barbarian Princess　」日本語に直訳すると

「　野蛮なお姫様　」となるのだが・・・・

　　　　この題名がついたために、一部のハワイアン・グループがこの映画のボイコット運動を

繰り広げ、ワールドプレミアの日（10月１６日　２００９年）は、マスコミが取材するために

ハワイ・シアターに集まった・・・

地元ＦＯＸテレビ局は当日の朝から、この問題をニュースで取り上げていた。

アナウンサーがインタビューしても良いかと聞いてきたので・・「　ＹＥＳ　」

　・・・・・ということでインタビューが開始された。

その模様は、同日夜１０時のニュースで放送された。



私は、「　映画ファンの私は、問題の映画の題名よりも、内容を楽しみしている、楽しみたい」と語った。

ニュースを見た知人たちから留守電にメッセージが残っていた・・・



当日映画を見に来れなかった「　梨花　」さんの為に　サインを書いてもらっているところです。



ちょっと驚きの出来事でした。

・・・・ニュースの再放送が夜中の１時３０分からあり、疲れながらもＤＶＤに録画することが出来ました。・・・