植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

金の使い方がわかっていない

2020年07月15日 | 時事
 あっちでもこっちでも、やれクラスターだ院内感染だと言っております。丁度GWの前のような状況に見えます。感染者が増えているのは検査数が増えているからだと強弁しております。対策の遅れを隠すため、あるいは習さん来日、オリンピックやりたさで感染者を少なく見せるためにさんざんPCR検査をやり渋ったのは事実です。
 病院従事者は、やっと入院患者が減って一安心、と思ったら多くの方がボーナスカットの憂き目にあっているそうです。ブルーインパルスを飛ばしても、テレビでありがとうと言ってもお腹は膨れませんな。頑張って危険と隣り合わせに医療現場で働いた人には、政府が、謝礼・慰労金としてボーナスを払うのが当たり前でしょうが。医療・介護の従事者には先だって配った10万円は倍にすればよかったんです。あら、まだ配り終えてないのか。

 そして今度は「強盗キャンペーン」正しくはGo-Toだそうです。いまだ収束の気配のないコロナ、第二波の懸念が強まる中で、17000億円の巨費を投じるのだそうです。地方に感染した首都圏在住者をコロナと込みで振りまこうという計画です。あるいは、地方から旅行に来てお土産にコロナを持ち帰ろうということになりますかな。

 同じ金を使うなら、旅行や移動は制限したまま旅行関連業界(宿泊・観光施設・交通機関)に減収の補助金を払うのが賢明でしょうね。コロナ感染覚悟で旅行に行く人は行かせるしかありません。コロナ対策を徹底して顧客を取り戻すのならそれはそれで企業努力であります。それより、風営法対象業種の営業を止めるのがはるかに有効なんです。

 沖縄では治外法権がまかり通っておりますから、大感染しているアメリカからコロナが素通りで入ってきているようです。地位協定の壁で、アメリカの言いなり、情報開示もほとんどありません。あるとすれば、米軍関係者が夜の繁華街に繰り出すことと、日本人の軍属が基地内で働いていることです。欧米型のコロナは、感染力重症化率が高いという説が有力なんですが。辺野古を埋め立てる金が有ったら米兵を隔離して基地から出さないようにするのが先決ですね。だいたい、いつまでアメリカに思いやり予算を払い続けるつもりなのでしょうか。トランプは、アメリカが攻撃されても、日本は戦う必要がない、安保条約破棄してもいいのだ、と言っていますね。
 日本が、仮に攻撃されたとすればもう核攻撃しかありません。2,3発落とされて何百万人も犠牲が出て「降参」するのがオチなのです。イージスシステムも自衛隊も役に立つはずも無いのです。

 日本では、年々大災害の発生が増えてきております。大地震もまた確実視されているのです。近所の家の建て替えは、地震に強いと言ってヘーベルハウスを建てる方が殆どです。割高でも倒壊の危険が少なく、洪水にも流されにくいというのがその理由です。ワタシは家を建て替えるつもりもお金もありません。ですが人並みに命は惜しいと思います。濁流にのまれて行方不明になるのも嫌です。
 自分の国や自分たちを、自分たちで守ることの意味と方策を考えないといけません。

 とりあえず直下地震による津波と相模川の決壊、集中豪雨による水害に備えてレスキュータイプのゴムボート、ライフジャケット2着、これを給付金10万円でで買おうと思います。地震で火災がおきたら相模川か相模湾に避難であります。津波が来たら丈夫な建物まで持って行って繋留いたします。(屋上への設置も有りかな)の築50年のあばら家を耐震構造の家に建て替えるよりはるかに安上がり、合理的です。
 
 ワタシと家内と合わせて10万円の投資、これで命が助かるとしたら安いもんだ。


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地球温暖化に向き合うワタシ

2020年07月14日 | 植物
 例年に比べて記録的に雨量が多かった梅雨が間もなく明けようとしております。九州では依然として過去に無いほどの大雨が続き、各所で甚大な被害が出ております。安倍総理が、現地に赴きいきなり予備費から数千億円拠出すると言ってました。10兆円もの予備費は前代未聞です。各省庁での検討・起案も、国会の審議も経ずに、内閣が閣議決定するだけで巨費が自由に使えるのです。国会はのんきに夏休み、おそらく議員のみなさん、地元で次の選挙対策でもおこなってるのでしょうか。

 普段、ワタシが勤務(笑)しているのは、セブンイレブンに賃貸するために建てた2階建ての小さな建物であります。通常コンビニと言えば平屋が多いですね。約30百万円の建設費で建てられますが、コンビニ側で無利子資金を出すので、大家は自己資金なしで建設できます。スムースに話が進むのです。コンビニの出店戦略の大きな柱なのですね。
 老後の計画や賃貸部分の確保を考えて2階建てにいたしました。今はワタシのオフィス、観葉植物等の置き場所とし、また日々気兼ねなく書道などに打ち込める環境になりました。ずいぶん余計な建設費がかかり、借金も致しましたが、こうして2階以上を自由に使えてその価値はあったと思います。倹約してお金を残すのも人生、楽しんでその為にはお金を惜しまないのも人生、人それぞれです。

 その建物、元はと言えば3階建ての予定でありましたが、3階建てとなると避難階段の設置や、建築構造の強化などのコストが嵩み建設費が割高になるので断念いたしました。適用される法律が3つ増えるのだそうです。やむなく、普通はスレート瓦か波屋根とするところを陸屋根にして屋上を活用することで妥協しました。屋上で植物を育てる、空中庭園を造るというのがワタシが抱いた夢であったのです。

 その屋上にワタシ一人でDIYで建てたのが温室(サンルーム)であります。冬場には耐寒性の低い植物を格納し、暖かくなって外に出したらサンルームとして使う目的です。素人工法で、低予算なので雨漏りがします。冬場の加温はパワーの弱い電気ヒーター、夏場はサッシを閉めると60℃以上になるという欠陥温室ですな。

 これで熱帯の植物などを不安無く育てられるようになり、植物栽培は格段に種類が増えました。用途が温室なので壁板にはなるべく隙間を作らないようにはしましたが、屋根代わりに張ったポリカ(ポリカーボネート板)と鉄骨の間は隙間だらけで割れたところもあります。雨漏りがひどいので補修したいのですが長雨であります。梅雨明けで降らなくなったら、厚手のビニールをポリカに接着しようと思います。

 降らなくなってから雨漏りを直しても仕方ないとはいえ、次には台風・秋の集中豪雨がまいります。地球温暖化で、間違いなく台風も大型化し、日本は亜熱帯化しています。わたしが屋上緑化を提唱しても追いつきません。環境活動家グレタ・トゥンベリさんがいくら発信しても、トランプさんはじめ、愚かな大人は鼻で笑っております。

 それで、冬の気温が零下を下回ることがだんだん減ってきました。降雪も少なく昨冬はほとんど凍結も強霜もありませんでした。耐寒性が弱いインドなどの原産「ルリハナガサ」、「ダチュラ(チョウセンアサガオ)」は屋外で冬越ししました。非耐寒性のハナキリン、ガーデニアアフリカ、プルメリア、源平カズラなどは温室内に入れてありましたが、うっかりヒーターのスイッチを入れ忘れていたため多分数週間無加温のままとなりました。葉は落としましたが、どれも芽を出し葉も茂ってきました。

 沖縄から取り寄せた「リュウガン(ロンガン)」は、鉢植え4年目にして今年初めて花が咲き、まばらながら約40個の実をつけています。これは屋外無加温の簡易ビニール温室で冬を越したのです。 
これはライチと一緒で亜熱帯性の果樹、温室が出来たので勇躍、栽培して来たものであります。さすがに地植えは無謀でしょうが。

更に、先日植えたのがアイスクリームバナナであります。
バナナ、少なくとも食用のバナナは日本では沖縄辺りでしか育ちません。宮崎ではハウス栽培しているようです。最も耐寒性があるといわれたピンクバナナ(アケビバナナ)は数年前に植えましたが、実がまずくて食用にはならないので処分しました。今回は更に耐寒性があると言われる品種、しかも美味しいそうであります。

 地球温暖化を食い止めるのに、ワタシ達の力は到底及びません。せめて温室の隙間をふさいで無加温で電力の消費を抑える、屋上に植物を増やすくらいのことしか出来ません。 そして、温暖化を受け入れながら熱帯性の果樹を育てるのであります。
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すべてはこれから ガンバコに片足をつっこむ 中編

2020年07月13日 | 書道
 昨日は、たまの晴れ、猛烈な暑さの中で、カラス対策、草取り、メダカプールの清掃、屋上サンルームのリニューアルと大忙しでありました。草取りはおよそ1割くらいしかはかどりませんでした。大量に汗をかき疲労困憊、久しぶりに書道の時間がとれずお休み。無理は禁物です。昔ならば「棺桶(がんばこ)に片足を突っ込んでいる」と言われてもおかしくない歳回りなのです。
 ちょっと無理して動くとすぐにガタが来ます。今日は手首の痛みとふくらはぎの疲労感です。手首は手根管というのがあって、狭い管の中に9本の腱が通っています。長年酷使し老化すると、この腱がスムーズに動かなくなるので手のしびれや痛みが出てきます。多分ワタシは「手根管症候群」だろうと思いますな。

 ワタシの書道の師匠「藤原先生」は、お稽古の時間にはほとんど指導らしきものはありません。2時間やって、たまに「きれい~」とか「線質がいい」とか褒めてくれることはありますが、習字に関することに一切触れないことすらあります。いい歳をしたおじさんおばさんに、口やかましく書き方を修正したり口出ししても仕方ないのです。また、私以外のお仲間は、ここで十数年集まっていますが、もはやお茶のみ・世間話がメインなので、聞かれない限り、好きにやらせているのです。

 ところが、先日は珍しく色々と指導していただきました。作品作りに入ったら、どうしても知っておかなければならないこと、注意点などが数多あります。何事も最初が肝心、見よう見まねで書いているワタシの書を見かねたのでしょうか。

 忘れるといけないので、指摘されたこと、修正されたことをランダムに羅列いたします。
・筆が小さい―半紙で練習していた時の5号程度の筆ではのびのびとした条幅を描けるはずも無いのです。
・筆は、中鋒でいいから毛の量が多いものを選びなさい。
・墨を付ける場合、根元まで浸してたっぷりと含ませ、紙の上に持ってきたらさっと書きだす(墨が落ちる前に)のよ。
・墨継が多すぎる。3回が目安です。
・墨の濃度が濃すぎる。
・半切の紙質が適していないようだ。しっかり筆になじみ、墨を吸うような柔らかでしっとりした紙を選んで。
・終筆(一字の最後の画の終わり、収筆)を雑にしたり、弱く掠れさせない。
・全体にゆっくりと丁寧に書く。墨が足りなくなってもゆっくり書けばちゃんと書ける。
・字の間隔が同じだとだらだら書いているように見え変化に乏しい。
・出来るだけしつこく粘っこく書く。
・かすれは1,2字くらいにとどめる。
等々でありました。

 字そのものの形には一切触れませんが、1,2年分の月謝相当分をまとめて直接指導してもらえたような気分でありました。
 この4年間、この時が来るまで、じっと眺めていたのです。作品を作るという書道の一つの到達点に向かって、此処を先途とばかりに教えていただいたのです。(とはいえ普段言われていたことが実践できていないのも多々ありますが)

 更に、字の角度のつけ方や、字ごとの大きさ、抑揚・濃淡など挙げればきりが無いほのです。先生は、特に空間について非常に神経を使います。字がいくら上手でも、バランスや余白が適正でないと美しく見えないのです。紙の中の黒と白だけで織りなす書芸には、その空間が非常に大切なのですね。準中級者のワタシとしては、いまだピンと来ておりません。
 
 条幅を書くことに慣れ、作品づくりを経験すれば、そのうち高度な技術や感性が身に付くのではと、勝手に想像しております。
 字がうまくならないのは、手根管症候群のせいにしておきます。
 


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すべてはこれから 書道に片足をつっこむ 前編

2020年07月12日 | 書道
今月に入ってから、藤原先生の書道教室が再開し、これに合わせてついに、「作品作り」に取り掛かっております。
 書を志す人達、その目的はさまざまであります。書家になる、書道の師範になり書道教室を始める。高段者になる、書道展で賞を狙うというのもあるでしょうね。
 ワタシは、ただやりたい、字が上手になりたい、習字を一から勉強したい、という欲求のみで先生に付いたので、いまだ確たる目的もなく、黙々と稽古の毎日を続けて丸4年になりました。
 最初は楷書、行書などから学び、古典を手本に臨書する、半紙に延々と書いていきます。字の形、書き順、筆の運びを勉強し、手本の字を出来るだけ忠実に書き写すことが基本です。書き順が違っていると元の字のように書けません。筆を立て、筆先できちんと書かないときれいな字もカスレも出ません。ハライとかはねなどの筆先の使い方も教わりながら、何度も実践反復いたします。
 しかし、いくら書いてもまだこれは「お習字」の段階なのです。たまに書道展に出すことはあっても、臨書の域を出ることはなく、お稽古で良く書けたのに落款を書いてだしただけなのですね。

 それから、筆と紙、墨をさんざん集めました。
これも


 これも、みんなこれから始まる「作品」の作成のためであります。半紙も半切(条幅)もとっかえひっかえ書いてみて、筆と墨と字体との相性・かすれの出具合、滲み、などを試行錯誤してきたのです。

 そして作品作りにとりかかりました。これでようやく、はじめて「書道」と言えるステージなのです。原則としては「条幅(半切)」をベースにいたします。半紙が習字で半切が書道という意味ではありません(笑)
 買い集めた、条幅の書き方の古書を参考に、先生に言われたようにとりあえず書いてみました。実は、守るべきルールやしきたり、注意点などが山ほどあるんです。


これで、左が自己流で自宅で試し書きしたもの、右が先生に言われて書きなおしたものであります。
違いは歴然。
以下は、後刻(あるいは後日)となります。悪しからず。

 忙しいのです。予報では、晴れ間が出て雨が降らないのです。早くも「熱中症厳重警戒情報」がでておりますが、今日は貴重な一日なので、覚悟を決めて外仕事に徹する所存であります。
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コロナコロナワタシらイチコロナ

2020年07月11日 | コロナ
天下無双の愚策です。
新宿区が、同区在住者に限って「コロナ」感染したら10万円キャンペーンを始めました。
コロナは無症状の人が約2割、罹って症状が出ても中軽症者を除く「重症化」する人は5%位だそうです。入院してICUに入ったりして生死をさまようのは、感染者100人の内3、4人という勘定になります。また死亡率は0.2%位です。死亡するのは高齢者や基礎疾患を抱えている人がほとんどなので、若い健康な人はさほど心配しないのです。

すると、新宿在住者の60歳より若い人たちは、コロナになって10万円貰おうと考えるのが当たり前になりますな。罹っても検査費用から治療費までタダ。あらかたは入院もせずに10万円貰えるのですからね。
祭りだ└(o゚∀゚o)┘ヮッショィ!!

 それがあってか都の感染者は右肩上がり、昨日、都の感染者は過去最大の243人だそうです。ヘタレで支離滅裂な西村大臣は「集中的に検査してウイルスを封じ込める」と言っております。
 ( ゚Д゚)ハァ?ちょっと何言っているかわかんない。もはやクラスターも市中感染も一緒くたになってるので、感染場所不明が多いのですよ。今更集中検査してどうなるの?。小池さんもウイズコロナと言っています。もう封じ込め出来ないのよ、と。
 なのに、日本最大の歓楽街で、日本内外から膨大な人が流れ込む新宿に、金を払って感染者を増やそうとしているのです。全員感染・全員抗体取得の壮大な人体実験をするなら、新宿だけ封鎖してやってください。新宿に住んでいるアヤしげな人種を一掃するならもっとキツイ病原菌をばらまけばいいのです。
 
 狂気の沙汰であります。ワタシは都民ではありませんが、60歳を優に超え、高血圧高血糖と持病持ちであります。コロナにかかったら一コロナでありますよ。こっちに感染したらどないすんじゃー、と叫びたいところです。

 南の洋上では、尖閣諸島警備の海上保安官が何人も感染したそうであります。聞けば感染源は、かの鹿児島のショーパブ「NEWおだまLee男爵」だそうな。この馬鹿どもは、非番か何かは知りませんがオカマバーでコロナを貰ってきたのです。

 そうして、昨日突如としてわが町平塚に「競輪」が再開いたしました。待ちかねたように駐車場は満車、大勢の博打好きが集まってきましたよ。ワタシの知る限り、場内スタンドは立ち見ではなかろうかと思います。特観席という有料ブースはありますが、ほとんどの観客は前のフェンスに群がって、怒声や罵声、歓声をあげます。クラスター作りには持って来いのギャンブルであります。

 ふた言目には「経済を回す必要がある」「経済を止めていいのか」と政治家や評論家が仰います。すでにして90数%の経済は回っています。建設・工場・物流も一般企業も役所も教育・医療も曲りなりに正常化しているのです。オカマバーや新宿風俗街、公営ギャンブルなどを、経済をまわすというカテゴリーと一緒にしてはならないのですよ。政府も役人も、なんでそんなことがわからないのでしょうか。

 国民は、感染の脅威・恐怖を感じながら生活いたしております。真面目に感染防止に取り組み、不自由な生活を送る多くの人々、生命の危険を顧みず不休で従事した医療関係者などの気持ちを逆なでする愚挙であります。

憤懣やるかたなし、とはこういうことを言うのでしょう。
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