植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

もののついでに机を買うが 整理は苦手

2022年08月21日 | 日記
昨日は、次男の買い物につき合わされました。
当地にマンションを購入し、夫婦で住むのにあたり、一部家具を買い替える必要に迫られているのです。なにせ、安アパートの独身生活が長くて、貧乏生活が板についています。運び込まれる家財・調度品があまりにもみすぼらしく、新築マンションにそぐわないため、見かねたワイフが「私が出す(金)から買い直せ」となったのです。家内は、へそくりを大枚はたいたのです。

そこで、とりあえず買いたいものは①食器棚 ②リビングのソファ ③テレビ台ということでした。10時半に家を出て、ららぽーと、ヤマダ電機、ニトリを「はしご」して買い回ったのであります。あとから考えると、お目当てのソファは、どうやら倅と新妻とで、数日前に調べて見ていて、既にあたりをつけていたのです(早く言えよ。とんだ時間の浪費でした)。最初に行ったララポで即決すべきでした。なんでも、「海」を感じられるようなマンションライフにしたいのだそうです。


しかし、食器棚が最後のお買い上げ、ニトリでそれを決めたのがもう午後3時を回っていました。人の買い物につき合わされ喉はカラカラ、くたびれ果ててそこらの椅子に座ったのであります。目の前に机がありました。それが「コンパクトタイプのワーキングデスク」でありました。子供の学習机とも違う、いわば狭いマンションで、お父さんが急に在宅勤務をやるのに便利、といった体裁であります。

ここで疲れた頭にピンと閃いたのです。ワタシが篆刻をやる狭い作業場で、ものが溢れ散らかったのを何とかしたい、と思っていたのです。しかし、生来の整理下手、掃除嫌いの無精者で、いくら片付けしようとしてもちっともきれいにならないのです。そこで目の前の、本棚と引き出しが付いたデスクが、なんとも使い良さそうで、収納スペースが上に広がるのだ、と思いました。篆刻用の本や字典が目の前に置け、印刀・筆記具などは引き出しにしまえる、印床(印材を固定する道具)も置く場所に困っていました。

で、逡巡したのは今まで使っていた天板だけの机をどうするか、少し作業スペースが狭くなる、書道をやる際の下敷きが収まらないか、ライト付き拡大鏡が使えるか?、等々です。もう少し似たようなもので広さがとれないかと思いましたが、店員さんには無いと即答されました。そらそうだ、コンパクトが売り物ですから(笑)。

お値段は21千円、これを買うか否か、恐る恐る家内に意見を求めたら「もう先が長くないのに、たった2万円で何を迷うことがあるの!」2万円やそこらの机を買うのにいじいじと迷うワタシに一喝するのでした。
恐らく、ワタシが断崖の上から飛びようと思ったら、家内は迷わずワタシの背中を押すでしょうね(笑)。

で、買ってきました。なかなか組み立てに手間取り、昨日では終わらず今朝完成であります。2万円にしては上出来、立派なものです。やっとデスクの入れ替えが済みましたが、問題は、何をどこにどう納めるかであります。理論的には上の2か所の本棚、二つの引き出しが新たに収納スペースに加わった分、さっぱりと片付くはずなのですが・・・・。


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