まてぃの徒然映画+雑記

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サイレント・ウォー 聴風者

2014-05-12 21:36:02 | 香港映画(あ~な行)

1949年、共産党中国建国前後の物語。ちょっと共産党の宣伝っぽい感じもしつつ。

701部隊は国民党の通信傍受などのスパイ行為を担当する部門。ラジオや無線などの電波に紛れている敵のモールス信号を聴き分けて、どんなやり取りがされているのか暗号を解読する一大拠点である。

200号と番号で呼ばれる学寧(周迅ジョウ・シュン)は、人並み外れた聴力を持つ何兵(梁朝偉トニー・レオン)を上海から連れてきて、モールス信号を覚えた何兵はその聴力で、たちどころに巧妙に隠された敵の通信を探知していく。

何兵が傍受した暗号から“重慶”と呼ばれる敵の重要人物が上海で何かやるらしい、という情報を得て、学寧はさらに詳しく調査するために上海へ赴くが。。。

全体的にマニアックというか、思いっきり地味!モールス信号を打つ機械をトントントンとやってるシーンや、敵の通信の波長をダイヤルを少しずつ回し、ヘッドホンを被りながら探り当てるシーンが緊迫感を持って映し出されるんだけど、クリアに敵の通信が聴こえたからといって傍受チームが喜んでいるほどの嬉しさは伝わんないし。

画面の色合いも1949年という時代背景や、主な舞台が軍事基地だっていうのもあるんだろうけど全体的にくすんでいます。鮮やかさを抑えた色合いや原始的に見えるモールス信号機、ダイヤルをじりじり合わせる波長探知機はアナログな時代を思い起こさせます。ラストシーンであれだけ大量の爆薬を見せながらそれを爆発させることなく終わったのは、中国国内で事件が頻発しているだけにやはり当局の検閲を気にしたのでしょうか。

通信傍受員が秘密基地の一室にずらっと何十人も揃っていたり、森や山を越えて道なき道を行った先に忽然と小さな町くらいの規模の秘密基地があらわれたり、学寧の葬儀を盛大に行っている様子が映し出されたり、共産党の力をそれとなく見せつけるような雰囲気もチラチラと。そうした共産党への配慮も感じつつ、上海で学寧が殺されるシーンは冒頭の香港で学寧が作戦を遂行するシーンのちょうど裏返し、厳しい規制の中の監督の遊び心がうかがえます。

梁朝偉はモールス信号機を打つ手のアップで皺が目立って、年齢を感じさせました。周迅は凛々しい女スパイ役、何兵を見守りながら私情に流されることなく任務に殉じる役は、クールビューティな顔立ちにぴったりです。

麥兆輝アラン・マックと莊文強フェリックス・チョンのコンビなら、もう少し躍動するような面白さを期待しちゃいますね。

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