まてぃの徒然映画+雑記

中華系アジア映画が好きで、映画の感想メインです。
たまにライヴや本の感想、中小企業診断士活動もアップします。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

ヴィオレッタ MY LITTLE PRINCESS

2014-06-01 07:52:36 | その他の映画(あ~な行)

ヴィオレッタ(アナマリア・ヴァルトロメイ)は、ばあばと母アンナ(イザベル・ユペール)と3人で暮らしているが、アンナはほとんど家に帰ってこなくてばあばがヴィオレッタの母親代わりで面倒をみていた。絵画では才能の芽が出なかったアンナだが、友人の芸術家xxに譲ってもらったカメラで写真の才能が開花する。

大人のヌードモデルたちに交じって娘のヴィオレッタをモデルにした写真が評判になるが、ヴィオレッタは学校で同級生に「ポルノに出ている」とからかわれ、一方アンナからはさらに過激なポーズを要求されて、ついにはモデルになることを拒否する。ヴィオレッタの写真は母親の娘に対する性的虐待だと裁判所に告発があり、ソーシャルワーカーが2人の家庭を訪ねるが。。。

映倫がどのR指定にしたらいいのか迷ってなかなか公開が決まらなかったという噂です。主役のアナマリア・ヴァルトロメイは撮影時に10歳!とのこと。それでこの色っぽさは、メイクや衣裳、カメラのなせる技なのか、アナマリア自身の魅力なのか、モデルになったときの表情やポーズだけでなく、学校でのスタイルや家での仕草、寝転がっているときの太ももまで色っぽさが滲み出ています。

話の中で明かされるアンナの真実から、アンナ自身が母親の愛をしっかりと知らないまま育ったのではないか、と思います。虐待の連鎖で言われるように、自分が親からどのように育てられたか、自分がされたようにしか子供を愛せないのであれば、アンナばかりを責めるわけにはいかないような気もします。

ただ、ちょっとばかり可愛くて大人っぽいけれど普通のいい子だったであろうヴィオレッタが、母の愛を求めて言われるがままにモデルになり、それをきっかけにしてついには煙草を吸ったり路上でひったくりをしたり、といった非行に走ったのはやはり親の責任が大きいでしょう。そういえば、ヴィオレッタの家庭には男性がいません。シングルマザーも珍しくなくなってきたけれど、家庭内での「父親的役割」というものはやはり必要なのかなあ、と思ったり。

無自覚な、あるいは無防備ないやらしさとでも言ったらいいのか、アンナを喜ばせ、かまってもらうためのモデルは、2人だけの空間であればヴィオレッタにとって問題なかったのでしょうが、それを第三者がどうのこうの言うといわゆる世間の目が気になる状況になったのかもしれません。ちょうど年齢的にも思春期で、早熟な女の子なら自意識が目覚める頃だし。

アナマリアも、ナタリー・ポートマンのような大女優になるのか、成長を見守りたいですね。

公式サイトはこちら

5/18 渋谷シアターイメージフォーラム
クリックで救える命がある。イーココロ!クリック募金投資信託

GF*BF
グイ・ルンメイ×ジョセフ・チャン×リディアン・ボーン! 6月公開!


コメント   トラックバック (3)   この記事についてブログを書く
« 冷血のレクイエム 極限探偵B... | トップ | 惨殺のサイケデリア 追凶 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

その他の映画(あ~な行)」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事

3 トラックバック

ヴィオレッタ ★★★ (パピとママ映画のblog)
写真家の母親が5歳から13歳の頃の娘を撮影し、ヌードも含まれた官能的な写真集を発表したスキャンダラスな実話を、当事者の娘が監督となり映画化したドラマ。エスカレートしていく母親の要求に、被写体である幼い娘が母に気に入られようと大人っぽいポーズにも挑み、退廃....
[映画『ヴィオレッタ』を観た] (『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭)
☆・・・かなりの美少女が拝めると聞き、いても立ってもいられなくて行ってきました。  お客さん、同好の士(ロリコン)が多いと思ったら、シアターフォーラムには、若い女性が多いのが目立ちました。  でも、確かに、これは、女性映画でした。  奔放に生き、家を空...
ヴィオレッタ (いやいやえん)
娘を愛しながらも芸術のため食い物にする母親をイザベル・ユペールさんが演じています。 アーティストの母アンナは、美しい10歳の娘ヴィオレッタを被写体に写真を撮り始めたところその写真が美術界で次々に評判とな