まてぃの徒然映画+雑記

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惨殺のサイケデリア 追凶

2014-06-05 23:52:08 | 香港映画(あ~な行)

ホン(劉青雲ラウ・チンワン)率いる捜査チームが猟奇的な連続殺人事件を追う。不審者として拘束したソイグァンは「人を殺した」というが、警察がその家に行ってみるとフェイ本人(林雪ラム・シュー)が出てきた。ソイグァンは単に言動のおかしな者として釈放されるが、翌朝フェイが死体で発見される。ホンの捜査チームはソイグァンの報告を隠蔽して失態が発覚する前に解決しようとするが、ホンは一方で警察では昇任試験や内部データ漏洩騒ぎがあり、家庭では自閉症の一人息子に父親としてどう接したらよいか分からない。

そうするうちに2件目の殺人事件が発生し、不審者として拘束したソイグァンの線から被害者は過去にソイグァンのいた孤児院で働いていたことが明らかになる。ホンの息子が奇怪な絵に反応して捜査線上に同じ自閉症のユイーも浮かんでくるが、ソイグァンの魔の手は捜査チームの一歩先を行き、警察そしてホンの家族にまで伸びてくる。。。

劉青雲が顔で勝負しない分をストーリーで勝負しているのか、彭發ダニー・パン監督は彭順オキサイド・パン監督と比べて細かいところまで作りこんでいる感じがします。いろんな伏線もしっかり繋がっていてわかりやすく、躓くところがないというかすんなり話に入り込めました。ユイーが絵を描いていた怪しげな部屋は何だとか、クライマックスでどうやって皆を吊るしたのかとか、当然突っ込みどころはあるんだけど、世界観に合っているからまあいいかな、と。

殺し方がグロイのは、パン・ブラザーズの特徴なのでしょうか。童話に見立てた殺し方は奇抜なものばかりです。警察内部のゴタゴタも香港映画で事件と並行してよく描かれること。最初に不審者ソイグァンをみすみす取り逃がした失態を隠すため、チーム全員が阿吽の呼吸でフェイの死体発見現場の証拠隠滅を図ったかと思えば、データ漏洩事件でホンが部下を署長に売ったことに対抗して、一転して証拠隠滅を署長に報告するなど、ホンの自分勝手な行動には部下たちはまとまって反旗を翻します。

仕事でも家庭でも思い悩むホンを劉青雲が演技派らしく上手に演じていますね。警察なり家族なりといった自分が所属するコミュニティの中で苦悩するホンと、そもそも所属するコミュニティ自体がない、孤児だったユイーとソイグァンとの対比の構図も面白いものでした。

5/19 シネマート六本木
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