まてぃの徒然映画+雑記

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ひかりをあててしぼる

2017-01-05 23:00:55 | 日本映画(は~わ行)

2006年に実際に起きた「新宿・渋谷エリートバラバラ殺人事件」を元ネタとした舞台があり、舞台の脚本、演出を担当した坂牧良太が監督として映画化。主演に派谷恵美と忍成修吾。

合コンで知り合った智美(派谷恵美)と浩平(忍成修吾)、結婚して都心の小奇麗なマンションに住んでいたが、ある日突然行方不明となる。心配していた智美の妹、恵美(桜井ユキ)の家に浩平の友人、巧(永山たかし)が来て、2人の驚くべき結婚生活を語りだした。

合コンで出会った智美と浩平は意気投合し、1ヶ月もしないうちに同棲を始めすぐに智美は妊娠して2人は結婚を決めた。浩平は法律事務所に勤めていると言っていたが、弁護士ではなく単なる事務員だったようで、婚約後に事実を知った智美は超激怒し「金の無い男となんで結婚しなきゃいけないの!子供なんか産んだら私の人生終わりよ!」と浩平に怒鳴りつけ、秘かに堕胎する。浩平は高給外資系企業へ転職するため英語の勉強に打ち込み、智美も教材を買ったりして応援するが、既に浩平の暴力は始まっていた。ちょっとしたことで智美を殴る浩平。しかし智美もそれを甘んじて受け入れているように見える。

ある日、いつものように浩平が殴り倒すと智美が倒れたまま動かない。パニックになった浩平は巧を呼び出し、浩平の家庭内暴力を巧は知ることになる。意識を取り戻しても病院に行くことを拒否する智美を救うため、巧は警察に行こうとするが、浩平に「俺と智美、2人の人生を破壊して責任が取れるのか」と脅され、智美からも土下座され黙っていて、とお願いされて何もできない。

しかし浩平は浮気をしていて、ついに智美との離婚を決意する。巧を連れて智美に別れたいと話をするが、智美は受け入れない。浩平はそのまま家を出て別居し、ある日荷物を取りに戻った時に。。。

上映後に坂牧監督と派谷恵美、『タリウム少女の毒殺日記』の土屋監督の3人によるトークショーがありました。坂牧監督は「上映後のトークショーがこの映画は大事」と言っていて、毎日のようにトークショーが設定されていました。土屋監督は、この作品と同じように現実の事件をモチーフにした作品を撮っている、ということで相手に選ばれたみたい。派谷恵美が智美の行動を「女性として分からなくもない」と語ったり、いろいろと作品に対する示唆がありました。

男と女の関係だったり、夫婦関係また父親との関係など、関係性だけとってみても様々な捉え方ができます。父親とは虐待の連鎖だったり、夫婦関係は金銭と暴力、そして生活感の無さ、智美は虚栄心が強く見栄っ張りという設定らしいけど、浩平と同じように巧を札束で操ろうとするところ以外は、そんなに金遣いが荒いイメージはなかったなあ。職業を偽っていた(黙っていた?)浩平を思いっきり見下したところは衝撃的だったけど。合コンで出会って3ヶ月くらいで結婚っていうのが、お互いをよく知らないで早いのかなとも思うけど、スピード婚でそのくらいの話も聞くし。お見合いみたいに相手の素性がはっきりしていない、っていうのは不安材料かも。

智美が離婚を承諾しなかったのは「これだけ我慢してきたのに」という思いがあったからでしょうか。あるいは「そんなみっともないこと」っていう思いなのか。浩平を殺した後、巧を呼ぶあたりは女性の強さ、怖さが見えます。タクシーの中で「臭いますね」と言われたのは智美の身体からなのか、持っていたバッグの中に何か入っていたのか。

派谷恵美は長身で手足もすらっとしていて綺麗な女優さんでした。鋸を人生で初めて持って、助監督でも難儀していたクローゼットを切るシーンが上手くできたと言っていました。

巧や恵美、そしてマンションのあの部屋の行く末が心配です。実話のマンションはまだ存在していて、当の部屋は借り手がつかず物置になってるそうです。

公式サイトはこちら

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3 コメント

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遅ればせながら (kira)
2017-01-09 18:00:03
明けましておめでとうございます

久しぶりの忍成君の主演作なので、先日渋谷に行ったとき
観ようか迷いましたが、待ち時間が長く諦めました。
まあ、ユーロでなければまた出かたかもですが、
あそこは数少ない苦手映画館なのです。(いい作品を上映してくれるのに....)

無理をしないという言い訳で(笑)段々と行動範囲が狭まってきてるのを自覚しています(笑)
こんな私ですが、
今年も宜しくお願いします
ああ・・・! (kira)
2017-01-09 18:03:16
× また出かたかも
◎ また出かけたかも
新年早々失礼しました
kiraさんへ (まてぃ)
2017-01-17 23:46:41
コメントありがとうございます!
レイトショーだったから時間が厳しいですよねー。
ユーロ苦手なんですね。確かに場所柄ちょっと・・・なところはありますが、
いい作品上映してますよね。
こちらこそよろしくお願いします。

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