独特の生菜食療法である『甲田メソッド』の体験者が、自らの体験を語るインタビューをまとめたドキュメンタリー映画。
見る前はもっと『少食』の内容がクローズアップされると勝手に予想していたんだけど、実際は甲田メソッドの実行者4~5名のインタビューがほとんどで、健康食品なんかの宣伝通販番組みたいな印象でした。
脊髄小脳変性症という難病にかかった女性が、甲田医師の治療によって見事に克服し、今でも1日1杯の青汁という食事で生活しています。体格は痩せ衰えているわけではなく、むしろ健康的なふくよかさで不思議です。この人はオーラが見えるようで、畑にある野菜にもオーラが見えると言っていました。
その他にも、膠原病や甲状腺がん、筋ジストロフィーといった現代の難病にかかった方が甲田メソッドの体験を語ります。断食や少食で摂取エネルギーを極端に少なくして、生命が本来持っているけれども普段は眠っている遺伝子を活性化させて、免疫力や自然治癒力を高める、というのが甲田メソッドの原理のようです。血液中の何かの量を通常の人と比較したグラフも2つくらい出ていて、科学的な裏づけもありそうだけど、やはり現代医学では説明できない現象でしょう。
植物も生命で、肉や魚だけでなく生菜食でも他の生命を頂いて生かされているんだ、ということが印象的でした。
11/3 渋谷 UP LINK FACTORY
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