まてぃの徒然映画+雑記

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黒四角

2014-06-27 20:39:10 | 日本映画(あ~な行)

北京のアーティスト村で同棲しているチャオピンとハナ(鈴木美妃)の前に突然現れた裸の男(中泉英雄)、記憶がないまま2人の家に居候することになり、チャオピンの妹リーホア(丹紅)と惹かれあうが。。。

屋根に上って監視をしていた男(中泉英雄)と女工(丹紅)の物語は、リーホアの小説の中なのか幻想的な雰囲気です。

黒四角から出てきたので“黒四角”と呼ばれるようになった裸の男が、自分にしか見えない日本兵の後を追っていくと、大勢の日本兵が河原にある自分が出てきたのと同じような黒四角の中に入っていく。“黒四角”もその中に入ると、そこは日中戦争の時代。山間の一軒家を捜索すると、若い女性(丹紅)がチフスらしい症状に罹っていた。医療の心得と薬を持っていた“黒四角”は一軒家に通い女性を治療するが、ほぼ完治した頃にいよいよゲリラの一斉掃討作戦があるから逃げろ、と告げた帰り道、何者かに撃たれてしまう。

3つの物語とも、別れ際に男がリーホア役の丹紅の似顔絵を描いていることで、時や場所が違っても2人の関係性は同じなのだと分かるけど、それで答えがはっきりとあるわけではなく不思議な感覚のまま映画は終わる。“黒四角”にしか見えない日本兵や、ラストで“黒四角”にはリーホアが見えているけれど、リーホアには“黒四角”が見えていないというのは、まさにリーホアの小説の中の世界が現実化したかのよう。線路際で人を待ち続けている見えないおじさんにはどんな意味があったのか。チャオピンの友人の怪しいビジネスの話やアーティスト仲間の詩のライヴもなんだか胡散臭いもので、北京の若者の一部はこんな感じで暮らしているかと不思議な感じもして。

中国では江沢民の時代から延々と反日教育をやっていて、抗日ドラマが庶民うけする中で、チャオピンと日本人のハナが同棲していて、日本人らしい“黒四角”とリーホアが惹かれあう、さらに別の時代でしかも日本兵と抗日ゲリラの立場でも、という設定は冒険だと思うけど、その日本兵のときのエピソードが一番わかりやすく心に残りました。

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