明朝末期、錦衣衛を題材にした武侠アクション。
皇帝の代が変わり、先帝の時代に権勢を誇った宦官の魏忠賢が失脚した。都から逃げた魏を追討する命令が錦衣衛に下る。張震チャン・チェンたち3人は焼身自殺を遂げた魏忠賢の黒焦げの死体を持ち帰るが。。
張震以外の俳優を全然知らない!大陸系の製作だから大陸の俳優をメインに使ったのでしょうか。主役の3人組の一人、王千源ワン・チエンユエンはもう少しかっこいい役者のほうがいいと思うけど、出世を望むという役柄だとあまりいい格好もできないのでしょうか。あるいは演技派で有名なのか。薬屋の娘役の葉青イエ・チンが可愛かったなあ。
敵味方が綺麗に分かれるなんてことはなく、内通があったり秘められた敵意があったり人間関係も複雑です。秘密をネタに金をせびっていた盗賊の一川の兄弟子が、最後に張震と一緒に戦って主役っぽい扱いになっているのは???だったし、張震は女(劉詩詩リウ・シーシー)に恨まれてたとかわからなかったのか?と思うし、まあでもあまりこだわることなくアクションを気楽に楽しめました。
ちょっと錦衣衛をwikiで調べてみたら、なんと魏忠賢は実在してました。権力を私物化して腐敗しまくっていたみたいだけど、そういうわかりやすい悪者を倒すという骨格がしっかりあるから、周りにいろいろと遊びを取り入れられるのかな。
公式サイトはこちら。
8/15 シネマート新宿 2015夏の香港・中国エンターテイメント映画祭り