日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

貧の蟻地獄に吸い込まれていく日本人、消滅の危機にさらされています。

2020-07-26 08:26:00 | 日記
今日の言葉

「希望」が遠くに輝いている
      からこそ頑張れる
         池江璃花子

時代に合わせていろいろなことば生まれてきます。しかも長い言葉を短くする略語が主流になりました。どんな事象をあらわしているのか確かめる必要が出てきました。そんな中、「無低」という二文字がありました。それについてブログります。

無低とは

「無低」とは『無料低額宿泊所』のことです。厚労省資料によると、全国570施設居者1万7千人、社会福祉法に基づく民間の宿泊施設ということでした。
『無料低額宿泊所は、政府への届け出によって設置できる福祉的居住施設。社会福祉法第二条第三項に規定されている第二種社会福祉事業第八号にある生活困難者のために、無料、又は低額な料金で簡易住宅を貸し付け、又は宿泊所、その他の施設を利用させる事業』という条文に基づき設置される施設と定義されます。

①生活保護費の受給日の光景

生活保護費の支給日になると、マイクロバスに乗せられて、福祉事務所に連れていかれます。まず、施設の職員たちが役所内の窓口まで、5.6メ-トル間隔で並んでその前を通って、僕たち入居者が生活保護費を受け取りにいくんです。職員らは僕らが逃亡しないように見張っているんですよ。バスに戻ると、お金は封筒ごと全額取り上げられます。

②施設の食事の描写

施設の食事もやばかったです。朝食はたくわん数切れに、味付けのり1袋、ウィンナ-1本、納豆つけばいいほう、ご飯は1人1杯と決められていて、夕飯がご飯茶碗1杯のカレーライスだけということもありました。肉や魚ですか。ほとんど出たことないです。一日、千円支給されます。昼ごはんはそこから出します。

東洋経済online2020.7.15 「大規模無低」に苦しめられた49歳の憤怒・支給の生活保護費を封筒ごと取り上げられた。①と②、藤田和恵 文引用

生存権とは、「人間が人間らしく生きる権利」で、憲法で保証されています。その一環として、国民が最低限の生活ができるように国から支給されるのが生活保護費です。

「失われた平成の30年」といわれ、経済政策がうまくいかず、国も国民もじり貧状態のまま今日まできました。そしてコロナでどん底に突き落とされます。

生活困窮者の実態を描いた本が出版されています。そんな中、手始めに中村淳彦著「新型コロナと貧困女子」を読みました。普通の暮らしからやむを得ない事情で貧困に落ちてしまう女の人たちをていねいに描かれていました。感想は、「明日は我が身」、ある日突然、老若男女、誰にも起こることと再認識しました。

生活保護を受けている人、お金の工面のために体を売る人等、貧困の世界は広がる一方です。希望の光はみえません。

懐かしい昭和の映画での台詞を紹介します。「上を向いて歩こう」から

『どうしてそんなに憎しみ合い、傷つけ合うのよ!ひとりぼっちだから、手を繋ぐんじゃないの。弱い人間だから助けあうんじゃない。ひとりぼっちたがら愛し合うのよ』

そこには、連帯感があり、仲間がいて、
希望の光がありました。




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