まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

お江戸!① 不夜城に消えた…

2016-07-18 | 旅行、トレッキング
 花のお江戸は八百八町~♪
 先日、急に思い立って、衝動的にフラリとお江戸に行ってきました!🗼
 突然休めることになった金曜日。やった!うれP!けど、ぼっちを極め中の私は、連休ってヘタすりゃ哀しいほど持て余しちゃうんですよね~。どうせまた、部屋で引きこもってゴロゴロするんだろうな…いやいや、せっかくの休み、無為に潰しちゃうのはもったいない。どっか行こう!と、私にしては珍しくアクティヴなスイッチが入りました。どこに行こうかしらん?チンタラ考えながらTV観てたら、バラエティ番組で芸人が楽しそうに風光明美な山でロープウェイに乗ったり、美味しそうなもの食べてたりしてる。ここどこ?がぜん興味がわいて、TVをガン観。そこは、東京都心から1時間で行けるということで、最近外国人の間でも人気だという高尾山。東京か!しばらく行ってないし、いいかも!東京といえば、ちょうどフランス映画祭が始まるんだっけ。映画祭にも行けるじゃん!と、すっかりその気になった私は、気づけばバッグひとつで東京へと向かっていたのだった…
 昼前に、無事新宿に到着(^^♪何か恐れてた以上に、人人人!田舎者の私は、洪水のような人の流れに恐怖さえ感じるのでした。どっからどー見ても、おのぼりさんな私。もしくは、歌手になることを夢見て家出し上京してきた乙女。でも、オドオドもキョロキョロもしちゃダメ!と自分自身を叱咤。弱気になったら、悪い人に連れて行かれてマワされてシャブ漬けにされて、風俗に沈められちゃう!お江戸は怖いところ!
 新宿駅では、さっそく有名人に遭遇!さすが東京!有名人っつても、芸能人ではありません。ちょうど参議院選挙戦の火蓋が切られたばかり。朝から熱弁してたのは、社民党の党首である福島みずほ氏でした。福島さん、すごく小柄なんですね。気さくで明るく元気いっぱいで、感じのいい女性でした。

 京王線で、さっそく高尾山を目指します。1時間くらいで高尾山に到着しました。思ってたより人は少なく、静かでした。ケーブルカーのある清滝口までトコトコ歩き、待ち人の列がなかったリフトのほうに乗りました。

 関東は雨不足と聞いてましたが、この日も曇りで雨は降ってませんでした。カンカン照りでもなく、土砂降りでもなく、旅行者にはありがたい天気でした。ぐんぐん山へ昇ってゆくリフトも、スリルと開放感があり、なおかつ緑の涼気が気持ちよかったです。

 10分ほどで到着。ここまで来ると、人がたくさんいました。外国人も。でもそのほとんどは噂通り、某ニーハオ大国の人たちでした。ロープウェイ降乗口近くで、高尾山名物という天狗焼きを一つ買って食べました。焼きたてはサクサク甘くて美味しかったです。

 薬王院にお参り。30分ほど歩くと山頂と聞いて、行くべきか行かざるべきか…迷ってると、母娘と思しき女性二人が、言い争いをしている。70歳前後のママのほうは、山頂に向かう気まんまん。娘さんは何とかそれを止めようとしてる。結局、根負けした娘さんを従え、ママは意気揚々と山頂を目指しました。私も負けられん!と、二人の後を追ったのでした。

 そんなに山道はキツくないので、30分は気楽な散策になりました。森林浴みたいで気持ちよかったし。山頂には、やはりたくさんの人がいました。遠足の小学生たちもいました。曇ってたので、残念ながら山頂からの景色はイマイチでした。
 下山はケーブルカーを利用しました。乗車口の職員がイケメンでした♪傾斜は日本一なんだとか。確かにかなり傾いてました。

 再び京王線で、新宿へ戻る。お腹減ったので、ランチにしよう。代々木にあるBistroひつじやという店へ。人気店らしく、お客さんも多かったけど、すぐには入れてました。おひとりさまでも入りやすかったです。

 地中海、アフリカの料理店?エキゾティックな内装、黒人の店員さんたちで異国情緒あり。ランチが670円!安い!私はBランチ(スペアリブとシシカバブ、ライス、サラダ、スープ、パン一個)を注文しました。羊料理が好きな人ならおすすめ。美味しかったです!デザートも安いのでついでに。焼きバナナとチコリのコーヒー。チコリコーヒーは初めて飲んだけど、特にクセはなくフツーに飲めました。

 食後、トコトコ歩いて原宿へ。人多い~。頭痛がしてきたので、フラフラと明治神宮へと逃げました。本殿へと続く鬱蒼とした森は、大都会にいることを忘れさせてくれるほど、静かでひんやりと厳かでした。東京って、広島よりもこういった広い静かな緑の場所が多いような。
 本殿にはたくさんの人が。やはり多いのがニーハオの国の人たち。お参り後、パワースポットとして知られる清正井へ。ここも大勢の人がいたのですが、もう薄暗く幽寂な雰囲気。ふと一人きりになると、ちょっと怖かったです。

 ↑清正井の近くの道。昼下がりなのに薄暗く、ふとひと気が消えると怖い…A子さんはここで変わり果てた姿で発見されたのです…なんて、東海林のり子の事件現場レポートっぽい雰囲気というか…
 清正井は、静かに湧いてる小さな泉。そこの水に触れると、運気が上がるのだとか。さっそく私も列に並ぶ。ひんやりとした泉に、今年こそいい年になりますやうにと祈願。後で聞いたのですが、最近はネガティヴなパワーが出ていて、運気が下がる人もいるらしいです
 原宿駅から、映画祭が開催される有楽町へ山手線で向かう。電車内も、スゴい人…さすが東京…広島ではほとんど遭遇しないお寿司づめ状態に、大げさだけど窒息しそうに。身も心も疲弊するばかりでした…
 有楽町。さすが東京、映画館も広島とは空気が違う。上品そうなマダムや、きれいなOLさんがいっぱい。華やいだ雰囲気。小汚い田舎者の私は、ちょっと気おくれ。
 オープニングセレモニー。その輝かしいキャリアをダイジェストに振り返る短編フィルム上映後、団長であるイザベル・ユペールが舞台に登場!

 ↑浅野さん、ユペりんと服の色がカブってる
 スカーレットのシャツに黒いパンツで、すごくシック&カッコいい!映画と同じで、小柄で華奢。あの大女優イザベル・ユペールを生で見られて感動。是枝監督や浅野忠信がゲストとして現れ、ユペりんを讃えます。来日した映画関係者も登壇し、ちょっとグダグダな写真撮影会が。その後、ようやくオープニング作「太陽の目覚め」上映。
 映画の後は、ホテルのある新宿へ戻り、歌舞伎町の猥雑で危険な不夜城っぷりを堪能し、楽しくもクタクタな上京一日目を終えたのだった。
 to be continued…
 
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする