日毎の糧

聖書全巻を朝ごとに1章づつ通読し、学び、黙想しそこから与えられた霊想録である。

手を上げて民を祝福した

2017-02-24 | Weblog
 レビ記第9章 

  22節「アロンは手を上げて民を祝福した。彼が贖罪の献げ物、焼き尽くす献げ物、和解の献げ物をささげ終えて、壇を下りると~」(新共同訳)

 1節「八日目に、モーセはアロンとその子ら、およびイスラエルの長老たちを呼び集め~」小見出し『アロンによる献げ物の初執行』。いよいよ八日目にアロン自身が祭儀の初執行をした。先ず献げ物を整えた。無傷の若い雄牛、同じく雄の小羊、そして酬恩祭のための雄牛と雄羊、オリーブ油を混ぜた素祭の献げ物である(2~4節)。共同体全体は幕屋の前に進み出て見守る。
 5節「彼らがモーセに命じられたとおりの献げ物を臨在の幕屋の前に持って来ると共同体全体は進み出て、主の御前に立った。」。モーセは、これは主があなたたちに命じられたことであり、主の栄光があなたたちに現れるためだといった(6節)。
 7節「モーセはアロンに言った。祭壇に進み出て、あなたの贖罪の献げ物と焼き尽くす献げ物とをささげて、あなたと民の罪を贖う儀式を行い、また民の献げ物をささげて、彼らの罪を贖う儀式を行いなさい。これは主が命じられたことである」
~11節 アロンは自らの為に、無傷の一歳の雄牛で、燔祭(8節)と罪祭(12節)を行なった。続いて15~21節で彼は民の為に、無傷の雄山羊で燔祭を行い(15節)、次に罪祭のために雄山羊で儀式を行い(16節)、更に素祭(17節)、酬恩祭(18節)を行なった。
  19節「また彼らが雄牛と雄羊の脂肪、すなわち脂尾、内臓を覆う脂肪、腎臓、肝臓の尾状葉を」。胸の肉に載せて祭壇に運ぶと、アロンはその脂肪を燃やして煙にした。また胸の肉と右後ろ肢は、主がモーセに命じられたとおり主の御前に奉納物とした(20~21節)。
  22節「アロンは手を上げて民を祝福した。彼が贖罪の献げ物、焼き尽くす献げ物、和解の献げ物をささげ終えて、壇を下りると~」。小見出し『アロンの祝福』。モーセとアロンは臨在の幕屋に入った。彼らが出て来て民を祝福すると、主の栄光が民全員に現れた(23節)。そのとき主の御前から炎が出て、祭壇の上の焼き尽くす献げ物と脂肪とをなめ尽くした。これを見た民全員は喜びの声をあげ、ひれ伏した(24節)。「手を上げて民を祝福した」がキリスト教会の礼拝形式に採用され、第二コリントの手紙13章13節の聖句を取り上げ「祝祷」として神の祝福を会衆にむけて手を上げて祈る。中には色々言葉をつないで祈る教師もいる。しかしここでは祭司が神の祝福を宣言するので、これが本来の形式であろう。聖餐式、洗礼式、結婚式などでも司式者はこの礼拝で、会衆の方を向き、両手を挙げて神の言を宣言するのである。神の側に立ち両手を挙げて宣言するのであれば、司式者は説教者とは全く違うわけで、「祝祷」と言う文言でなく「祝福があなた方にあるように」というべきで新共同訳は、そのように翻訳している。勿論「ありますように」と言ってもよいのであり、ここでは「わたし達と共にあるように」という代名詞は、宣言にならないのではないか。

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