イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

「アメリカの鱒釣り」読了

2010年06月03日 | Weblog
リチャード・ブローティガン 藤本和子 訳 「アメリカの鱒釣り」読了

タイトルは「鱒釣り」だが、内容はほとんど釣りとは関係がない。
この本のタイトルを知ったのは「BE-PAL」か「OUTDOOR」かのどちらかだったと思う。
バックパッキングブームからスタートした雑誌なのでその前段階になるアメリカの若者文化の本も紹介していたのだと思う。

しかし、内容はまったくちんぷんかんぷんだ。何を書いているのかがわからない。もともと固有名詞が多いせいもあるが、まったく普通では考えられない物語の展開である。
なにか、夢の中に出てきた物語をそのまま文章にしたような・・・、という内容だ。
なにせ、川が切り売りされていて、その川が倉庫の裏の空き地に積み上げられている・・・。トイレがしゃべる。ついでに死人も文句を言っている。などなどの物語がずっと続いているのだ。最後は、マヨネーズで終わりたいから結びの言葉はマヨネーズで終わっている。なんでマヨネーズなのだろう?

そもそも、“アメリカの鱒釣り”という言葉もどうも人の名前のようなのだがそうでもないような、結局はよくわからない。
ネットの中の解説なんかを読んでいるとそれぞれの物語には当時の時代に対する批判のようなものが含まれているそうなのだが、それを理解するには僕の知識はなさ過ぎるのである。
まあ、それを差し引いても、多くの人が書いている通り、やっぱり何を書いているのかわからない。

僕が読んだ本は第19刷で、2005年には文庫本も出ているくらい日本でもたくさん読まれているようだが、どうしてこんな本がそれだけ読まれるのか・・・。村上春樹も影響を受けたということだが、やっぱりわかる人にはわかるのだろうか。ちなみに、僕は村上春樹のよさもわからない。「ノルウェイの森」と「ねじまき鳥クロニクル」を読んではみたがやっぱりさっぱりわからなかった。
語呂がいいので、僕のブログのタイトルに使わせてもらったが。

こんな内容の本を訳した藤本和子というひとも大したものだと思ってしまった。
なにはともあれ、なんとも不思議な本であった。

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