意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
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蓄音機が発明される前の時代に逆戻り

2010年10月28日 | 社会
CDが売れてません!!

痛いニュース AKB48の新曲、初日売上56万枚!…2位との差55万枚と、オリコンのサイトより抜粋

2010/10/26日付 デイリーランキング

シングル
*1 568,095 AKB48            『Beginner』
*2 *14,696 ポルノグラフィティ      『君は100% 』
*3 **4,746 DREAMS COME TRUE  『LIES,LIES.』

アルバム
*1 55,325 放課後ティータイム
*2 29,913 中島美嘉
*3 28,846 スピッツ
                  (赤熊補足してます)

「AKB、すげぇな~!!」とか、「2位との差が・・・」とかを言いたいわけではない。
3位が5000枚も売れていないのだ!!
ちなみにこのシングル3つともデイリー初登場である。
CDは初動で売れなければ、その後の期待はできないだろう。

ここで疑問になるのは、
『なぜ、AKBが売れるのか?』と
『なぜ、他の歌手は売れないのか?』であろう。
この2つを考えるとソフト産業の未来が見えるような気がします。

AKBを別として、2位以下を見ればお世辞にも『CDがヒットしてる』とはいえない。
しかしながらそれは当然で、音楽聴きたきゃレンタルショップでCDを借りてハードディスクに入れれば良いし、ネットでダウンロードも出てきているので、その状況下で売れろという方がおかしいと思います。
(そういう意味ではAKBすげぇ~!!)

CDなどの複製型のソフト産業は中身(情報)だけが大切なのであって、CD自体が必要なわけではない。
中身を別のところから持ってくることができれば、ガラなんていらない。
今後この流れが止まることもないでしょう。
違法ダウンロードも増えるだろうから、収益は下降はしても上昇しない。

要するにCD販売という収益モデルが完全に破綻するのである。
でもそれって、蓄音機が発明される前に戻るだけだよね!!
レコードやCDがなかった時代は、音楽は生で聞く以外に方法はなかったのですから。
そして、音楽家はパトロンの支援を受けるか、劇場で公演するか、流しで演奏して生活していたのです。
その時代に完全に戻るらないでしょうが、これに近い状況になるのではないでしょうか?

で、AKBの売れる要素を考えると、AKBは『会いに行けるアイドル』というのがコンセプトらしい。
・・・やはりここなのでしょうね。
要するにAKBは音楽を提供するのではなく、エンターテイメントを提供しているのだ。
いうなれば、『公演』と同じですね。
アイドル全般そうですけど、歌唱力に優れているとか、ダンスが上手いとか微塵も感じませんが、『生の空気感・臨場感を与える』というのは音楽以上の付加価値なのです。
プロディーサーの秋元 康氏はそのことに気付いて、いち早く取り組んだんでしょうね。
(他の人も気付いてはいたでしょうけど、行動まで移せなかったのでしょう。この行動力に脱帽です)

そしてこれは、他のソフト産業の未来だとも思います。
音楽業界は情報量も少なく複製しやすいので、一番早くこういう状況になってしまいましたが、次は映画が舞台に移行するのでしょう。
大量複製・マスメディアの時代が終わって元に戻ることを考えると何だか感慨深いです。
そういった収益モデルを調べたら、意外と現代社会の生き残りのヒントになりそうです。
まぁ、回帰するといってもパトロンは現代社会に沿わないだろうから、その他になりそうですけど・・・。

ただ、移行が上手くいかないと、完全に潰れかねない状況ですね・・・。
そこを危惧してますが、エンターテイメントって人類に必要なものですから、心配する必要はないと思いますね。
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