意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
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千葉法務大臣を更迭せよ!!

2010年02月26日 | 政治
この人間ほど、害になる人間はいない。
害になっているのは脱税総理以下、全民主党議員だが、この人物はその陰に隠れて、様々な日本国の破壊活動をしている。

この人物に関して、資質に欠ける話は枚挙に暇がない。
しかし、その最たる破壊活動は、法治国家の否定である。

殺人の時効撤廃=政府、刑訴法改正案提出へ-過去の事件にも適用
http://blog.livedoor.jp/matuba96/archives/51567893.html

この記事を読んだときに愕然とした。
時効の撤廃に関して、疑問もある。
100年経っても捜査するのか?とか、時効をなくても、昔の事件として再捜査が行なわれなくなり、事実上の時効のような物ができるだけだとか、捜査員や捜査するためのコストはどうするのか?とか、色々ある。
しかし、この辺りのことは考え方次第であることも確かであり、議論が必要である。

だから、時効撤廃に関してはどうでも良い。
その陰に隠れてこうか書かれているのである。

>(法制審議会は時効撤廃を)新制度施行時に時効が成立していない過去の事件にさかのぼって適用することも盛り込んだ。これを受け、政府は刑事訴訟法改正案を今国会に提出する方針だ。

法は遡及しない。

『事後法の禁止』とも言いますが、刑法における原則なのです。
簡単に説明すれば、実行時に適法であった行為を、事後に定めた罰則により遡っての処罰は禁止されています。(ただし刑事被告人に有利になる場合は、軽い刑の方で処罰する)

憲法39条にもかかれてますし、法学の基本中の基本の話なのです。
それを、延長させるだなんて・・・・。

こんなことを『検討する』という言葉を発するだけで恥です。
いえ、これは法治主義対する叛逆です。
こんなことがするのは、独裁国家です。

この国はいつから独裁国家になったんでしょうね。
民主主義を採っている国なのに・・・。
まぁ、名乗るだけなら、北朝鮮も民主主義ですけど。
同じ匂いがプンプンしますね。

こんなことを認めるような政治家は要りません。
即座に、更迭すべきです。



日本国憲法 第39条
何人も、実行の時に適法であった行為又は既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問われない。また、同一の犯罪について、重ねて刑事上の責任を問われない。