意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

財源を言わない鳩山

2009年08月12日 | 政治
昨日、ニュースゼロの特別企画で、6人の党首を集め議論していた。

途中からしか見れませんでしたが、絢爛豪華ですね。
これだけの人間を集めると。
まぁ、スタジオは薄暗かったけど・・・。

それはさておいて、
子供手当ての財源の問題になると、
鳩山は「優先順位をつけている」「事業仕分けをした結果、26%削減できる」
「ムダはあるんです」
と力説。

麻生総理に「具体的に何がムダなのですか」と聞かれても、
上の3つの言葉を繰り返すだけ。

イラチな赤熊は、イライラしました。
「さっさと答えろよ」と。

でも、このことは2つのことを表している。

1つ目は、本当は財源がないということ。(増税するしかない)
2つ、3つ程、削減案を言えば説得力が増すはずです。
しかし、それを頑なに 言わないのはおかしいでしょう。
おそらく、財源など『ない』のです。
増税するとは、テレビの前では言えないでしょうね。

2つ目は、民主党は官僚に言いなりになるということ。
仮に財源があるとすると、なぜ言えないのか?
それは、既得権益を減らすといえば、官僚の袋叩きに合うからです。
ただでさえ、右往左往するのが分かっている民主には、官僚の補佐がなければ政治の せの字さえ分からず、途方にくれるでしょう。
それが分かっているからこそ、具体的にここがムダだと言えないわけです。

ですから、財源があろうがなかろうと結果は一緒ですね。
官僚の言いなりになる以上、ムダの削減などできません。
増税して、又は借金をして、凌ぐ。
それしか民主党に残された方法はないのですから。
本当にしょぼいわ~。

当たり前ですが、官僚に猛反発を喰らっても官僚打破は可能です。
独自の様々なシンクタンクを持ち、十分な研究をすればできます。
で、民主党のシンクタンクの人員数はというと0人です。
設立さえしていません。
終了~。
前回の選挙から4年間、参議院選挙から3年間、何の準備もしていないのです。
政治家を何百人配置したとしても「官僚の言いなりになります」と言っとるようなもんがな。

正直、何の訓練も受けていない一般人に飛行機の操縦桿を握らせて、空を飛ぶようなものです。
支持者は何でこんな奴らに命を預けられるのか不思議ですね。
赤熊だったら、乗らないという選択をします。
引き返すのも勇気なんですよ。
・・・これがわからない人って多いだろうな。
まぁ、理屈では解ってるけど、目を背けてるだけかもね。
それでも、現実を直視しましょう。

橋下知事の支持

2009年08月12日 | 政治
橋下氏が民主を支持しました。

首長連合は、橋下氏以外、民主党の支持ですから、こうなるのは予測の範囲です。
今更、支持表明しても遅く感じるし、気の抜けたぬるいビールみたい・・・。
そう考えると、麻生総理の40日選挙は極めて有効の策だね。
ブレインが日程などを決めたんでしょうが、こいつらに敵う人間など、そうはいません。

そこはいいとして、
自民も民主もどっちもどっちだし、選ばないが正解だと思う。
なのに、橋下氏は民主を支持するが、
人情なのかは知らないが「与野党、どちらも応援しない」との事・・・。
意味不明。
こうしたいのなら
「全体としては自民、地方分権は民主、だから両方支持できない」
と、完全日和見主義の発言をするべきでした。

勝ち馬に乗る気マンマンなのは確かだろうけど、振舞い方が下手ですね。
東国原知事も失敗に学んだのか、でしゃばっていないが、根底は似ている。
どちらも、良く考えてない。
その場のノリですね。
だから、言い訳がましくなる。

さて、民主を支持したということは、
自分達の人気があれば、民主党を御することができる・・・と踏んでるのでしょう。
確かに自民党のブレイン達の老獪さを相手するより、現実的ではある。(笑)

ただ、国政に関与したいのなら国政に打って出るべきです。
自分達は安全地帯に隠れて、外野から文句を言っても、誰も信用はしません。
野球の観客をしていて、後ろの親父が、好き勝手、野球の戦略のことを、ああだこうだ言うの信用します?
まず、しないでしょ?
それと同じです。
そもそも、自分が手綱を握らず、どうやって馬を思い通り御すというのでしょう?

おそらく、
支持した民主に対して、政権を取ったとしても、一行に進まない改革に橋下は、
お得意の下品な罵詈雑言を延べれば良いと考えているのでしょう。
マスコミも大々的に取り上げ、閉塞気味の国民はそれに同調するでしょう。
そして自分の発言力や支持者を増やそうとしてるのです。
どちらに転んでも、損はない。
損するのは国民だ。

ただ、それは卑怯です!
そんなことで 国民をあざむくのは止めろといいたい。

ここからは赤熊の予測。
誰かを政界に送り込む気でしょう。
ただし、空いてる手駒は1人だけ。
中田市長を政界に送り込む気です。
そうしないと、無責任な馬鹿の集まりになりますから。

ただし、赤熊から言わせれば下策だと思います。
自分の息がかかった人間を最低でも20人程度を擁立し、
国政に送り込まなければ、馬の制御は難しいからです。

この人、そこまでの考えてないでしょうね。
正確には、深く考えないで突っ走るタイプ。
どちらにしても、混乱の火に油を注ぐくらいしか、この人はできないから、期待は薄いですね。

名・迷・冥・言   3

2009年08月12日 | 言葉・言語・文章
『地震、雷、火事、親父』

ここ最近、自然災害が続いてますね。
で、日本で怖いもの順を並べたものがこれ、地震、雷、火事、親父・・・。

何で親父?
昔の家父長制の名残りで父親が怖かったから・・・ではなく、本来は『やまじ』です。

まず、『し(ち)』は風のこと(古語)。
だから『風』と書いて『し』や『ち』と読むことが多い。
『風巻』は、 しまき と読むし、(吹き荒れる風のこと)
『真風』は、 まじ と読むし、(春から夏かけて弱い南風のこと)
『乾風』は、 あなぢ と読む。 (冬に吹く、乾燥した風のこと)

『颪』も、山から吹き降ろす風(し)だし、
『嵐』も、元々は荒れている風(し)ですね。

で、色々説はあるけど、元々は山嵐(やまじ)で、台風のことです。
たぶん、語呂の問題でい、すり変わったらしいです。

こうしてみると結構、この言葉、理に適ってますね。
でも、なんで水に関したものがないんだろう?
まぁ、台風のときは雨も強いし、昔は熱帯低気圧なんて知識もなかったから同じにしたのかもね。
台風は『野分』ともいうから、風が強いときと使い分けていたのかも?

でも、やっぱり台風と大雨は違うし、噴火や津波も怖いよね。
だから、色々入れるべきかと。
七五調になっているから・・・次は7音か?

『地震、雷、火事、嵐、洪水、噴火に大津波』 

(山嵐は死語なので、嵐に変更。)

結局、語呂が悪くて、言いにくいや。
思いつかないね。
誰か考えてね~。 (投げやり)