山奥の鍛治工房

趣味でやっている鍛冶作業の記録

今日の作業~ハシ作り~

2006-12-10 19:06:44 | Weblog
12月9日(土曜日:午後3時~午後5時)、10日(午前8時~11時、午後1時~2時30分)
 この度の作業は、鍛冶道具の製作。
 ハシようけあるんじゃから作らーでもええじゃないか、って言わないように。
 素材は転がっていた13ミリ異形丸鋼(通称、鉄筋)
 小さな火床でえっちらおっちら焼いては叩き叩きして細くして延ばしていると、火床の遮熱板代わりにしている瓦が邪魔になり、取り払って行った。
 と、ここで事故。
 というか、安定性が悪いのにやりよった、と言う事に起因する事故。
 側溝を立てて、角柱を台座にして金敷と載せていたのだが、見事ひっくり返り右足のくるぶしを擦り痛い思いを。
 今日そのために、台座の角柱の裏っかわにズレ止めの板を打ち付け,側溝から外れて転がり落ちないように、また側溝そのものの向きも変えてみた。
 鍛冶屋の神さんに大叱られしました。
 なお、以前戴いた卸鉄の片割れを、ハシ作りの前に行ったが、ハンマー外してツノの近辺をガッツリと叩き,火花を飛ばして欠いてしまった。|||○| ̄|_
画像はひととおり火造りを終えて、ハシの噛み合わせなどを見るために重ねたところ。
 お爺さんが作りんさったハシに比べるとあまりうまくはない。
 大きさもでかいものとなり,長さも350ミリとなった。
 作りかけを置いた金敷の左下。
ハンマーでえぐり削ったような傷が、今回しくじって欠けさせてしまったところです。 

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