碧い山・青い海

趣味の山登りとか、技術とネット情報を照合し個人メモに・・

1712- 日本の生産性低下

2017-12-03 | 日記
 日本経済の未来を予測した記事が多くあるが、ここ25年の経済停滞でも復活を期待する日本企業の優秀さを強調されるものが多い。
週刊ダイヤモンド社の「日本の未来を予測する」と言う記事を読んでいろいろな 政府人口統計を調べてみた。経済力は人口数と生産性を掛けた GDP(国民総生産)で表せるので 大戦後の凄まじい人口増加が原因で 国内ニュース記事に良くある 民族の優劣とはあまり関係がないと言うのを確認したかったからだ。
 1950年の戦後8千万人だった人口が、今は1億二千万人の1.5倍になったが、世界の人口推移では 当時未開発国と言われていたアジア圏の国も似たような急激な人口増だったらしい。
その中で、米傘下で米文化をいち早く取り込み 真面目な国民性を生かした製造業と技術改革に注力した事で 稀に見る経済発展を達成しアジアで唯一、経済先進国加盟G7のメンバーにもなったのも凄いが、恐らく当時の日本労働生産性はトップクラスだったのだろう。

 それから30年後の今、先進国は30か国を数え中国・印度の10億人を越える大国が GDPの上位となった。世界中の大半が先進国になる時代に変わっているのだ。これにはグローバル化と、インターネットが発展途上国の情報と経済を押し上げたのが要因だろう。貧国を経験した民族の頑張りには、何処も叶わないのだから。

 それでも日本の今の GDPは米国・中国に次いで3位。過去の財力の凄さが判るだが1992年以降、豊かさに溺れ 現在の生産性は世界ランキング36位となり 高齢化と少子化の人口減も大きな話題になってきた。
人口予測は、2050年に1億人を切り、2065年に88百万人(30%減)だ。1千兆円の借金と社会保障負担もあり、生産に従事する人々が周辺にいなくなり サービス・介護などの第三次産業ばかりなのを見ても 未来は相当に明るくはない。

 人口規模に関係のない1900年初期は産業革命で英国主導となり、20世紀は米国主導で世界は動いていた。今は以前のG7国の全人口数を遥かに越えた中国・印度が台頭し、米国の新大統領は国際舞台から降りようとしている。
乱暴者が世界を仕切り、不安定な世界になると日本は現状維持とか我慢するのかも知れない。目標が明確ならかっての様に懸命になれるが この難局を乗り切るには強いリーダ・シップが必要なのだ。

 米NASAの日本の夜の写真・・世界中からその奇麗さに絶賛されているらしい