団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後16年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

浜松でも米の二期作ができる!?

2007-11-14 | 日々雑感
この写真の撮影日は、稲の穂が頭を垂れ始める9月ではありません。一昨日(11月12日)浜松市郊外で撮影したものですよ。じゃあ、二期作の水田かな? 食糧事情の悪かった時代には、日本でも南国の限られた地域で米の二期作が行われたようですが、最近はとんと聞きませんね。

地球温暖化の影響じゃなけりゃいいんだけど、この十年くらい気がつくと今頃の季節、水田の収穫が終わった稲株から再び芽を出して、冬の到来前にまた実を結んでいるのをよく見かけるようになった。8月中に稲刈りが行われる、早生種の水田での現象だ。穂が出ても中に実入りしていないものもあるが、二期作と見間違えるほど立派に実入りしている田圃もある。

先日投稿した「セイタカアワダチソウ」などの雑草はとても生命力が強く、晩夏や初秋に刈られたものが10月か11月には背丈が十分ではないものの立派に開花して実を結び、懸命に次世代に生命を伝えようとする。米は改良が進んだ比較的ひ弱な作物だと思い込んでいたが、なかなかどうして大したものだ。

見た目よく美味しく高く売れる作物を追求してきた農業だが、くず米しか期待できないとは言うものの立派に再結実した稲を、耕作者は一体どう処分するのだろう。9月や10月にとっくに落穂拾いをやり尽くした雀や鳩たちに、またまた我らが天国到来だと喜ばせているだけなのだろうか?
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遊び小屋の準備(そのⅣ)

2007-11-13 | 遊び小屋DIY
古い枕木を30本余り、愛車軽トラを3往復させて三ケ日の遊び小屋建設予定地に運び込みました。こういうときの軽トラは、「おまえなかなかやるなあ」と思わず褒めてやりたくなるような機動力を発揮します。つらいはずの一日がかりの任務を終えても、文句も言わず、喘ぎもせずーーーへ一チャラな顔をしてました。

奥浜名湖の三ケ日にある遊び小屋建設予定地は、湖岸から近いが平坦ではないので、駐車スペースを作ったり小屋へのアクセス通路を作るのに土止めや階段が必要だ。近隣に古い枕木で上手に土止め処理をしている家があったので、「このアイディアいただき!」とばかり真似してやろうと思っていた矢先に、棟梁役のUAさんの知人から古い枕木を只で上げるよという話があったので、すぐに飛びついた。

UAさんと一緒に案内してもらって廃材置き場に行って見ると、結構たくさん積んである。腐ってるのや太すぎ長すぎのもの等ちょっと使い物にならないものを除いても、30本くらいなら何とか使えるものがありそうだ。じゃあお言葉に甘えて、夕方までに軽トラで何往復かして30~40本いただきます、と了解を得て作業を開始した。

以前家の車庫上にかみさんの花壇を作った時も、ホームセンターから6本運び込むだけでもあまりの重さに閉口したが、売り物にならないものと言っても重さはあまり変わらない。おまけに使えそうなものを選り分けるのに、不要物をどかすのも人力だ。念のための腰ベルトをしているといっても、相棒が1ヶ月前に腰を痛めたUAさんだもの油断大敵だよ。

慎重に慎重に最初の11本を積み終えて、第一陣のスタート。ずしりと響く重量で、軽トラのタイヤは大分へこんでいるし、走行も一段は低めのギアが必要。現地では道路から2メートル位のレベルまでローギアでウーンヨイショっと上って、上方から荷降ろしをした。第二陣、昼食をはさんでの第三陣と、段々重量材木を移動したり積み降ろしたりのコツがつかめてきて、省力でできるようになってきた。なんでもコツがあるものだ。そう言えば昔材木商をやっていたかみさんの親父が、重量級の材木を移動する時にこんなやり方をしてたなあと、作業も終わり近くになって思い出した。

最初はこのまま続けると夕方までにはへこたれるかなと思っていた作業も、日暮れまでには終えて合計32本の使えそうな枕木の山ができた。遊び小屋や作業小屋建設そのものの木材が入手できる来春までの半年、どうやら土方作業を先にやらなくてはならなくなった。UAさんと「よくやったなあ」と自画自賛の?握手をしながら、腰をもう少し鍛えようと互いに誓い合った。

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ものすごい迫力!!36名の男声合唱

2007-11-12 | 男声合唱(合唱)
昨日は今秋第3弾の合唱公演を豊橋で行いました。豊橋TFM合唱団25周年記念コンサートの第3部に友情出演し、TFMの男声部と共に7曲歌いました。写真は、公演終了後の打ち上げ会。歌好きの集りだけに、2~3人がスピーチすると、2~3曲合唱で歌うというように、2時間の宴席は終始歌声に包まれていました。

豊橋TFM合唱団の指導者斎藤先生と浜松男声合唱団の指導者和田さんとが師弟関係にある縁で、我ら「浜松男声合唱団」は今回の記念演奏会に友情出演させてもらった。ユニフォームも全く異なる合唱団同士が、同じステージに混ぜこぜになって並び、共に練習してきた曲を披露したが、普段15~6名で歌うのに慣れている耳には36名の大音量は、歌っていて気分がよくとても雄大な気持ちになれた。

会場のライフポートとよはし豊橋市コンサートホールは、豊橋港に面した1000人収容の音響がよい立派なホールだ。ステージリハーサルの時は、正直気張りすぎて声だけ張り上げ気味だったが、ほぼ満員の聴衆の前で歌った本番は曲想の異なる7曲の特徴を生かしたメリハリの効いた歌い方ができて、歌いながら暫く振りに感動を覚えた。練習時難曲と感じていた信長貴富編曲の日本古謡「さくら」も、指導者の度重なる懇切丁寧な指導のお陰で、咲き乱れる桜の様々な風景を思い浮かべながら歌える余裕もあった。

共に熱演を讃えあう打ち上げ会では、またまた共に歌った。来年春の我が団のコンサートでも、再度共に歌おうという提案までが本気で出てきた。地域間交流としても、また互いに切磋琢磨しながら歌うことを通じて人生を楽しむことは、とてもいいことだと思う。盛り上がった我が団の仲間は、浜松に戻ってからも別れがたく、またまた居酒屋で盛り上がってしまったのだった。
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安曇野秋色深し

2007-11-11 | 旅行
木曜日から2泊3日で信濃大町へ行ってきました。正に、秋色深しという景色。往きは上天気、帰りは落ち葉時雨でしたが、それぞれ趣があっていい感じでした。山々も冬支度に一生懸命でした。

40年以上前から信濃大町のエコノミスト村に縁があって、毎年必ず少なくとも1~2回は出かけている。四季折々の季節の変化が素晴らしいところだ。景色はもちろん、食べ物、酒、温泉、人情すべてよろし。

10数年前から、村での滞在がより快適になるように、「環境委員会」と称する自発的なグループを作って活動している。放っておけばただの雑木林になってしまうものを、手入れしてより快適な森にして楽しもうという集まりだ。年に数回のグループ活動をしている。私は、この10年近く仕事や両親の介護などでほとんど欠席していたが、この度リタイアをきっかけにカムバックしたのだ。今回は2泊3日、かみさんとばあちゃんと一緒に出かけた。

昨日1日と今日午前中、朝9時から1日半、村の2万坪の敷地の雑木の手入れをした。倒木や間伐した木々を、暖炉の燃料用やきのこのほだ木用に分け、どうしようもない枝木は集めて燃やしてしまう。普段の農作に使っているのとは、異なる筋肉を使っているのだろう。汗をかいて、身体を使っているなあという実感。温泉につかって、何十年来の仲間を含んだ幅広い年齢層10数名と二晩連続で飲み語らう。村で作ったきのこ、皆で持ち寄ったそれぞれが気に入った美味いもの美味い酒が、集いをより楽しく充実したものにさせている。

ああ、いい仲間とこれから毎年何回も共に汗を流し、楽しめるのかと思うとうれしさがこみ上げてきた。明日の豊橋での合唱友情出演があるので、日程を1日早く切り上げてきてしまったのが少々残念無念、心残りだった!!
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収穫の季節(そのⅠ)

2007-11-07 | 農作DIY
これは何でしょう? 第7弾! 今の季節だから「蕎麦?」「小豆?」 ちがいますね、蕎麦は粒状でこんな鞘状になりませんね。小豆は近いぞ! 小豆の鞘よりちと細い。答えは「ハブ茶」ですよ。実を取り出した鞘の内側の模様が、まるでハブやまむしの蛇皮模様そっくりなことからついた名前ではないかと推察しますがーー。この名前に馴染みがない方は、「十六茶」などの健康茶の素材をチェックすると、必ず書いてありますよ!

リタイア後、一日フルに農作をやっているわけではありませんが、この季節収穫や引き続き草取り、来春までの野菜植え付けなどに結構時間を使ってるんですよ。1~2時間の日もあれば、今日みたいに半日それもかみさんもばあちゃんも総出で畑に這いつくばっていることもあり。とにかく畑の表情が面白いし、腰を伸ばす度に見上げる空の表情も刻々変化して面白い。

「草取り」は、「草むしり」と言う人もいる。昔体質の体育会や、社員を無理やり辞めさせようとする酷い会社が「よく使う手」としても、昔から有名だ。誰にでもできるが、退屈で嫌な作業の代名詞なのだろうか? でも、農作業を趣味としてやっていると、それもどうかな?と思うほどの奥深さを感じるんですね。土の湿り気や柔らかさ具合、対象の草の種類や成長具合、生えている作物との兼合い等々で、作業のやり方が変わって来るのだぞ。単純にむしってしまえばいいんじゃないぞ。根を残してはいけない場合、残してもいい場合で使用する道具も異なってくるのだ。

さて、最近の畑は春夏に植えた豆類、芋類の収穫が次々に控えている。大豆、黒豆、小豆、ハブ茶、里芋、山芋、ヤーコン、アピオスだ。そして冬から春に向けて収穫できる、菜っ葉や根菜類の間引きが目白押しだ。昨年は畑が拡がった楽しさで、矢鱈に沢山の種類を多く植えてしまったが、今年は反省の結果自家消費プラスαにして、特に半年に亘って保存が利く豆芋類の作付けを増やした。これからの人生、大工と農作に転職?して生きていくと決めたが、プロになって換金するわけではないので、たっぷりの時間と労力を利用して、無農薬有機栽培などのお金に換えられない「かけがえのない何か」を専ら追求している。

さて、「ハブ茶」はマメ科の植物でとても生命力が強い。以前書いた「農作物」とは言い難く、前年の種が落ちて勝手に育つ「自主生育作物」の一つだ。背丈より少し低いが、すくすく伸びた茎から実が入った鞘が四方にいくつも生って、中に小さなチョコレートのタブレットみたいな実がビッシリできる。枯れた鞘から親指でしごき出して貯めていく。実は煎って、お茶のように熱湯を注いで成分を抽出する。少し苦味があるが、爽やかな味! 冷やして夏の飲料にすると、適度な苦味のためかがぶがぶ飲み過ぎなくていい。便が柔らかくなり、おならも良く出て、「便秘よさらば」状態。昨年から我々夫婦の夏の愛飲料になって、周囲の友人にもファン?が増えつつある。

しかしね、ペットボトル世代の子供たちには必ずしも評判が良くない。何せこの世代は、ペットボトルの冷茶を「本物のお茶」と称して、お金を出して買うことに何の抵抗もなく育った世代だからーーーああ!中国伝来のお茶の歴史400年余、あっという間の20年で歴史が変わろうとしている!!

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民営化でも信じられないことが起こる!

2007-11-06 | 日々雑感
少々怒れているので、今日は「これは何でしょ?」の問いかけは無しですよ。これは先日使用した、2通りの定額小為替金受領証書の控えです。拡大して、よーく見てくださいよ。400円も50円の額面にも、料金100円と書かれていますね。9月末までの「郵便局」の時代には、この料金(手数料)は10円だったのですから。

10月から郵便局が民営化されて、職員はみんな張り切っていますね。これが昨日まで同じ職員だったかと思うほど、気持ちの良いサービスに大変身しました。例を一つ挙げると、それまでは小包や書留が配達されて不在だと「身分証明ができるものを持参して郵便局まで取りにきてください!」だったのが、電話がかかってきて「再配達するのでいつが都合いいですか?」になったのだ。やっと宅配業者並になったとは言え、このサービスの改善は大歓迎!

しかし、いいことばかりではないですよ。先日、これから年金を受給するために戸籍謄本が必要ということで、奈良県に本籍がある私は町役場に送ってもらうように、依頼の手紙に同封する450円分の「小為替」を準備するべく「新郵便局」へ出向いた。今までのように定額小為替は400円と50円の2通、それぞれ10円ずつの手数料なので470円準備していたら、「650円です」と言う。一瞬何が起こったかわからず「エエー?」としか反応できなかったが、事情が呑み込めて千円札を出しながら怒りがこみあげてきた。『ううっー、50円の額面に100円の手数料かぁー??!!』

そもそも私が入用なのは450円の小為替だ。それを郵便局の都合で2通に分けられて、それぞれに同額の手数料を徴収する。まして今回は旧郵便局時代の10倍の手数料。お客から文句言われない? 民営化になって、従業員提案制度ができてると思うけど、改善提案出してみたら?! イヤミな熟年がやるように、窓口で一気に突っ込みをかけた。なるべく冷静に小声でやるように配慮したつもりだったが、口角から一粒くらいは泡が飛んだかもしれない。

「定額小為替」だから、何種類かの定額面の小為替を用意してますよ。料金は民営化になって、(株主の手前)赤字垂れ流しにするわけにいかないので、相応の金額にしましたということかもしれないけど、担当者はもごもご聞き取れないほどの小声で一言いいわけしただけで、あとは「蛙(女郎蜘蛛?)の面にションベン」という感じ。IT全盛の今時、客の必要な額面の小為替をプリントアウトして金額帯に応じて3~10%の手数料をとる、というくらいの抜本的な改善をしないと真の民営化といえないのではないか?

もっとも、もう小為替などというもの自体がシステムとして前時代的だから、遠隔地の住民へ書類発行するお役所のサービスそのもののやり方を抜本的に改めるべきなのかもね。
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練習を暫く休むと大変だ!

2007-11-04 | 男声合唱(合唱)
この2~3日朝晩かなり冷え込んで、急速に秋深まるの感がありますね。ところがこれも異常気象の影響でしょうか、驚くべき現象が、狭い我が家の庭にも出現しているのですよ!2回ほど紹介したベランダの上部まで茂った西洋朝顔は、未だに毎朝100個以上の花を咲かせているし、この写真を見てください。これ盆栽ではありましぇーん!!夏に咲いた在来種の朝顔の種がこぼれて芽を出し、なんとこんなちびちゃんのままで開花したのですよ!! 植木鉢はちょっと大きめのやつですが、実物のサイズわかりますかね? 5cmくらい!! 500円玉傍に置いて写真撮ればばよかったかな?

11月11日(日)の豊橋TFM合唱団創立25周年コンサートへの友情出演を控えて、昨日(11月3日)は豊橋での特別練習があり、有志で練習に参加した。我が浜松男声合唱団からは4名が参加。私は旅行やお祝いの宴やなんやで、先日の21日の公式合同練習と29日の定例練習を連続欠席したので、補講のつもりで出かけたのですよ。6時半過ぎ練習会場に着いたら、団長の掛け声でいきなり「ラジオ体操第一!」ときましたよ。「えーっ、合唱練習の前になによ?」と思ったけど、伴奏無しで黙々とやっていると身体がぽかぽかしてきて、みるみるリラックスしてくる。その後のTFM合唱団の指導者であり、我が団の指揮者WMさんの師匠でもある斎藤先生独特の発声練習指導が加わって、いつもより音域が少し拡がった気がしてきた。なかなかええぞ、ラジオ体操!!うちの団もやるか?

練習は、コンサート第3部の友情出演部分で歌う7曲を2度ずつ歌った。特に合同練習で丁寧にやったという新進気鋭の信長貴富編曲の「さくら」を、桜が豪勢に咲いたり散ったりする情景を想定して歌の表情をつけていった。パート別に人数のばらつきがあったので、音の大きさも注意しながら練習が進んだ。輪唱形式のところが多いので、各パートの出だしの音を揃えることが特に重視される。リズムがシンコペーションになっているところもかなりあるので、完成段階に入った今は当初思ったよりずっと難易度が高く感じられた。

練習が終了してから「当日は全員楽譜を持つことに決定した」とお知らせがあった。「友情出演」の我々にはとても有難い決定だった。しかし安心は早い! 最初の曲「わが歌」は舞台が暗闇の中で始まるし、「Sing Along」はアンコール曲に予定されている(今言っちゃっていいのかな?)だけに、楽譜を見て歌えるかどうかという疑問は晴れていない。

さーて、当日は両方の団37名で歌うことになるようだが、これは凄い迫力の演奏になるぞといまからむっちゃ楽しみだ!
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「おテニス」再デビューだど!

2007-11-03 | 健康管理
今週は、かみさんがずっと前から毎週1回やっているテニス仲間に入れてもらうことになって、久しぶりに恐々ラケットを振った。女性だけの仲良しグループに、それぞれのだんな衆がリタイアを機会に加わり始めた。でもまだ女性優位で、男衆はゲストみたいなもの。

このテニスコートは因縁というか、悪い思い出の場所。5年近く前の春まだ浅い寒い日、息子とその友達にテニスをやろうと誘われて、ムキになってボールを追いかけて脹脛の筋肉を断裂してしまった。1ヶ月以上も松葉杖をついて、かみさんに送り迎えをしてもらって通勤したっけな。ボールゲームは昔から好きで比較的得意だったが、どうもいかんのは頭と技術体力が加齢とともにちぐはぐになっていくこと。以前は普通にやれたことができないと落胆するし、瞬間的にはムキになる。

再デビューのこの日は、ムキにならない、ウォーミングアップは念入りにする、と自分によーく言い聞かせていざ因縁会場に臨んだ。以前に何回かプレーさせてもらったり、忘年会に仲間入りさせてもらったことがあるので、ちょー久しぶりだけどみんなよく知った顔ばかり。そういうことで「おテニス」再デビューの挨拶は「ヤーヤー」だけで終わり、定年になった感想やどうしていたかなんて逆インタビュー?を受けて、プレー時間よりおしゃべりタイムの方が多かったかな。暖かい仲間の動静は、かみさんを通して普段からよく聞いていたので、話題にもあまり遅れずについていけたぞ。

ウォーミングアップをよーくやったし、恐る恐る球を追いかけての1時間余り、普段農作で使うのとまた異なる筋肉を伸ばしたり使ったりしたためだろうか、とても気持ちよく身体も喜んでいるようだった。かみさん連はテニスの後の昼食会もセットメニューに入っているので、男衆はそこで解散だ。私は、メンバーの一人MKさんがコート近くで畑作りをやっているので、自転車で後を追っかけ、農作情報を交換し合って帰宅した。ドラマチックではないが、なかなかいい感じの半日だった。長続きするには、こんなんでいいのかも知れないね。
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おーい、冬がくるぞーい!

2007-11-01 | エコ生活
この写真は何でしょ? 第6弾ですよ。今回の問題は易しすぎたかな? 毎年今頃の風物詩、「干し柿=吊るし柿」ですね。先日の投稿記事「秋は何故赤い?」の続きですが、柿の実が赤くなると秋が深まり、このように渋柿が干し柿に加工され軒下に縄暖簾が下がると、冬が確実にやってくる。何百年、もしかしたら何千年と繰り返されてきた、冬支度の風景なのかもしれないね。

今週月曜日、三ケ日の遊び小屋用の空き地に、10何年か前にかみさんが干し柿の種から発芽させて育てていた渋柿の木が、近年大きく育って今や背丈の倍くらいの高さになってきている。不思議なもので丁度8年目の数年前から、粒は小さいながら実を付け始め、一年おきに豊作になる。今年は生り年で200個以上収穫できた。夕方男声合唱団のSさんの奥さん、「はちきんS子さん」からも催促があって、S邸敷地の渋柿を100個近く収穫した。翌日300個以上一緒に、干し柿にするように半日がかりで皮を剥いて軒先に吊るしたが、指はこわばるわ渋で黒くなるわで、美味しい保存食を作ることは、それなりに大変なことを身をもって体験した。

我家は農家のように軒が深くないので、雨が降りそうになるとその都度干したやつを室内に取り込む。今年は100円ショップで千円近く投資して、S字型のハンガーを大量に買い込んだ。完成までの何度かの出し入れが、これでうんと楽になった。吊るし用には当初麻紐を使っていたが、昨年からはリサイクルプラを使った3本撚りの縄紐を少しゆるめて柿の実のT字型の軸を挟んでいる。わが家でも毎年、何かしらの「カイゼン?」が行われているのだ。

早いもので、今日から11月。北国や高地では冬の足音が、日一日と急激に大きくなっているはずだ。冬支度は寒いところほど、早めに周到な準備が必要だろう。長い冬ごもりの生活そのものの必需品だし、時には生死にも関わるはずだ。各地に伝わる様々の漬物や干し柿・切干大根・豆芋などの保存食、各種燃料の確保、雪や霜よけ設備の整備等々。今日のTVニュースでは、金沢兼六園の「雪つり」風景や正月用の塩数の子の仕込み風景をやっていた。今日からの石油類の大幅値上げを控えて、昨日中に燃料用灯油を大量に買い備えた家も多かっただろう。

比較的暖かい浜松住民の私としては、経験も危機感も大幅に不足したまま少々能天気に冬支度の真似事を楽しんでいる。「おーい、冬がくるぞーい!」
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