団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後16年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

おーい、冬がくるぞーい!

2007-11-01 | エコ生活
この写真は何でしょ? 第6弾ですよ。今回の問題は易しすぎたかな? 毎年今頃の風物詩、「干し柿=吊るし柿」ですね。先日の投稿記事「秋は何故赤い?」の続きですが、柿の実が赤くなると秋が深まり、このように渋柿が干し柿に加工され軒下に縄暖簾が下がると、冬が確実にやってくる。何百年、もしかしたら何千年と繰り返されてきた、冬支度の風景なのかもしれないね。

今週月曜日、三ケ日の遊び小屋用の空き地に、10何年か前にかみさんが干し柿の種から発芽させて育てていた渋柿の木が、近年大きく育って今や背丈の倍くらいの高さになってきている。不思議なもので丁度8年目の数年前から、粒は小さいながら実を付け始め、一年おきに豊作になる。今年は生り年で200個以上収穫できた。夕方男声合唱団のSさんの奥さん、「はちきんS子さん」からも催促があって、S邸敷地の渋柿を100個近く収穫した。翌日300個以上一緒に、干し柿にするように半日がかりで皮を剥いて軒先に吊るしたが、指はこわばるわ渋で黒くなるわで、美味しい保存食を作ることは、それなりに大変なことを身をもって体験した。

我家は農家のように軒が深くないので、雨が降りそうになるとその都度干したやつを室内に取り込む。今年は100円ショップで千円近く投資して、S字型のハンガーを大量に買い込んだ。完成までの何度かの出し入れが、これでうんと楽になった。吊るし用には当初麻紐を使っていたが、昨年からはリサイクルプラを使った3本撚りの縄紐を少しゆるめて柿の実のT字型の軸を挟んでいる。わが家でも毎年、何かしらの「カイゼン?」が行われているのだ。

早いもので、今日から11月。北国や高地では冬の足音が、日一日と急激に大きくなっているはずだ。冬支度は寒いところほど、早めに周到な準備が必要だろう。長い冬ごもりの生活そのものの必需品だし、時には生死にも関わるはずだ。各地に伝わる様々の漬物や干し柿・切干大根・豆芋などの保存食、各種燃料の確保、雪や霜よけ設備の整備等々。今日のTVニュースでは、金沢兼六園の「雪つり」風景や正月用の塩数の子の仕込み風景をやっていた。今日からの石油類の大幅値上げを控えて、昨日中に燃料用灯油を大量に買い備えた家も多かっただろう。

比較的暖かい浜松住民の私としては、経験も危機感も大幅に不足したまま少々能天気に冬支度の真似事を楽しんでいる。「おーい、冬がくるぞーい!」
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