団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後16年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

建具2箇所目は、大型の掃き出し口に挑戦!

2010-07-14 | 300万円の家づくり
最近の作業は頂いてきた50年前の木製建具を中心に、古い建具を使うための建具枠作りに集中して来た。一昨日から待望の建具取り付けを始めたが、建具そのものの調整が必要だということがわかった。

例えば一昨日取り付けた「作業小屋」への出入り口は、元は風呂場の入口に使われていたガラス戸だ。やはり湿気が多かったようで、戸車が錆び付いているし戸車を支える木枠も傷みが来ている。建具枠に嵌め込むとガタピシしていて、右脇の間柱の上部には1cmくらいの隙間が開く。

今日は参加表明してくれていたふくちゃんをピックアップして、現場に着いて先ずやったのが上記の出入り口の戸車調整だった。ふくちゃんは技術者らしく、問題の多いガラス戸の観察から入った。右下の建具フレーム枠が、敷居にあたっていることを発見した。フレームを削るか、木が痩せて潜り込んでいる戸車に何かを咬ませて建具そのものを持ち上げるか? 

後者を選んで新しく購入したナイロン車輪がついた戸車に替え、3mmの薄い板を咬ませて取り付けた。スムーズにスライドして、右上の隙間も縮小した。次に左側の錆びた戸車も変えて、更に厚いスペーサーを挟み込んだ。戸上部の鴨居の溝に潜り込む部分にも3mm厚のスペーサーを取り付けた。戸が見違えるようにスムーズにスライドするようになり、右上の隙間もほとんどなくなった。ふくちゃんと思わず「やったね!」の握手をしてしまった。

次は今回の「遊び小屋」建築最大の建具に挑戦だ。2枚戸で幅と高さ共に約180cm、建物の基本サイズを3尺から1mに急遽変えた理由になった建具だ。南側に3セット東側に1セット取り付ける予定で、小屋が開放感溢れる雰囲気にするためのキーの建具だ。1枚が畳1枚の大きさなので、重く持ち運び難い。明治・大正の建物ほどではないが技術レベルの低い時代の流しガラスっぽくて、通して映る景色が少し歪んで見えるのがなかなかよい。

家路を促す一寸調子外れの有線チャイムが鳴る頃、レールを着け終わって2枚の引き戸を嵌めてみた。1箇所目の出入り口と違い、すんなりスムーズに取り付いて逆に肩透かしを食ったように思った。でも本当は嬉しかった。
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