団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後16年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

新米を食す

2013-09-01 | 日常
日本列島における稲作の歴史は長い間弥生時代からと言われていたが、最近は縄文時代後期の遺跡からも炭化した米粒が発見されて「稲作の歴史」は5~6千年前からと訂正されたらしい。

そうか米好きの日本人のDNAは、何千年もかかって磨かれたのかと思うと遺跡を見る目も変わってくるぞ。猛暑だ豪雨だ旱魃だといいながらも、今年も新米の季節がやってきた。有難いことで普段よく行くスーパーにも先々週ごろから、九州産三重県産を皮切りに店頭に並び始めた。酒飲みのMacchanも、麺類を食べない昼食や週2日の休肝日の夕食には必ず「ご飯」を食べる。

価格を優先しがちな我が家も、一昨年までは米だけは贅沢していてうーさんちの「つて」で信州上田の無農薬有機栽培米を取り寄せてもらって食べていた。少し秋が深まってからだったが、こいつの新米は絶品だった。そして今日、米が切れたので地元「静岡産新米こしひかり」を奮発して購入した。

普通なら新米を祝い賞味するためにも、おかずは「新秋刀魚とサトイモの味噌汁」といきたいところ。しかし運悪く?魚嫌いで箸もつけないうちから、「Iさんこれあげる」の母の介護当番中だった。尾頭付きよりもまだ食べる可能性がある上等な塩鮭の切り身に変更するという手もあったが、箸をうじうじさせる母の姿を見て気分を悪くするより、皆で新米を称えようと決めた。

結果は何とカレーライス、畑で採れたタマネギとナスとトマトをふんだんに入れ、明日予定していた豚カツ用のロース肉を全て惜しげもなく?入れた。お陰で天然の甘みがある上品なカレーが完成し、いつもと違って大皿に「ご飯」がよく見えるように主賓待遇にしてカレーを脇によそったのだった。

買い物に行く前は新秋刀魚が頭をよぎっていたので少し残念な気もしたが、人生初めての初新米の味わい方もなかなか捨てたもんじゃないなと思った。
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