暦(こよみ)上の夏に入りましたね。梅雨入りを控えて、裏庭では初夏に相応しい三種の白い花が楚々と咲いています。
「白」は無彩色といいますが、どうしてどうして有彩色に負けないほどの彩(いろどり)を主張しているように思えます。
裏庭の純白その1は、「くちなし」です。渡哲也さんでしたか、一世を風靡した役者・歌い手の渡さんは、♪「今では指輪も回るほどーー」とやつれた愛するパートナーを白い花に例えて上手に表現しました。今でも十分通用すると確信します。
その2は少し時期がずれた「白いサツキ」です。日の当たる表庭の皐月の季節は既に終了しましたが、裏庭にはこれからひっそりにせよ咲いて生涯を終える花が存在します。人の人生を思ってある種の感動を覚えます。
その3は同じ「紫陽花(あじさい)」の中でも異種・異色の種類ですが、最近人気の白色種「アナベル」です。花一輪とは言い難い豪華な咲き方ですが、評価を集めているだけあって堂々たる咲きっぷりで、いいですね!
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