団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後16年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

町田・渋谷・国会議事堂前ぶらぶら歩き

2018-02-15 | 団塊世代

暦上の春はもう半月先まで来ているというのに、冬将軍はなかなか引退の気配がない。それでも陽光は日を追って明るさを増し、昨日今日は日中コートなしでも過ごせる時が出てきたのが嬉しい。

半月おいてまた首都圏をぶらついてきた。きっかけは大学時代のスキークラブ仲間との飲み会出席だったが、前日にハーゲンクラブ(3年前のトルコ旅行時に仲良くなったルックスそっくりのナイスガイの集い)のハゲタカとハゲブンと4ヶ月ぶりに飲む約束をして出かけた。

町田は5~60年前の姿を想像できないほど人口が増え、すごく賑やかで大きな街になった。小田急線とJRが交差していて出入り口を間違えると、もう自分がどこにいるのか判らなくなるほどだ。ハーゲンクラブの集いでよく利用するコスパ最高の飲み屋、「鳥貴族」なんかいつの間にか2店目が出来てたもんね。

一軒目はその鳥貴族をも上回るコスパだぞと地元のハゲタカが誇る?3時間飲み放題付き「にきゅっぱ」のすんごい店(飲み過ぎて店名が飛びましたぁ)。時間ぎりぎりまで飲み食いしっかりやって、二件目は毎回行ってる鳥貴でまた2時間痛飲。相模原のハゲブンを「無事帰り着くかな」と酔眼で見送り、泊めてもらうハゲタカんちの近くの焼き鳥屋でもう一杯。

毎回よくしてくれる奥方とんちゃんの心尽くしの朝食をしっかり頂き、ハゲブンの安否確認を兼ねた電話を入れてランチのアポもとる。夕食はまた飲み会なので蕎麦で軽く済まそうかと駅ビルへ、食堂街は同年代の爺婆たちであふれ平日にもかかわらず行列も。互いにうろ覚えの昨晩の記憶をたどって照れ隠し、迎えビールを飲みながら晩春予約の3組夫婦の桂林ツアー(これもにきゅっぱだぜ)などを打ち合わせ。

別れがたい気持ちを抑えて5月の再会を約し、Macchanは渋谷Bunkamuraへ。先日のクラス会で画家の息子さん蒲原元さんが個展を開いていると紹介があり、何十年ぶりの道玄坂近辺を散歩しがてら寄って見た。子供から大人までの女性をモチーフにし、絵で心理描写していそうなユニークな作品が多い。

続いて中学から高校にかけて通学で使った地下鉄銀座線に乗って、懐かしい赤坂見附へ。当時はまだ無かった永田町駅が隣接していて、延々と昇りが続くところをエスカレーターに乗らず歩いて歩いて前日からのアルコールを吹き飛ばす。

目的地は国会議事堂脇にある「憲政記念館」、太平洋戦争開戦前の軍部の政治介入と横暴を諌めた気骨の政治家斎藤隆夫さん資料を見たかった。改憲議論が具現化してきた今日とどこが同じでどこが違うのかという興味があった。この方のお孫さんも先日のクラス会に出席していて、最近は「斎藤隆夫を知ってもらう会代表」として偉業紹介をライフワークにしていることを知った。

そして最終目的地の東京駅八重洲口での飲み会会場へまたまた徒歩で向かう。中学のマラソン大会で走った皇居一周コースは冷たい夕暮れだったが、何人ものジョガーが次々に追い越して行った。

出席者の14名は名物の大餃子や焼きビーフンなどでビールや紹興酒を楽しみ、近況をワイガヤで語り合って今秋の奥浜名湖「遊び小屋」エキストラ会を約束してお開きになった。(Photo by Eichan)

旅の36時間は日本おとぎ話の浦島太郎もかくやと思うほど(あ、乙姫さまはいなかったか)、楽しく中味濃く長い時間に感じられた。一夜明けて鏡を覗き込んだが、古希の爺はそのまんまの爺だった。

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