先月末、大町エコノミスト村での「環境委員会活動」を含め猛暑を避けて一週間滞在した。一日半の下草刈り作業中は大汗をかいてかなりバテたが、それ以外は平均22℃~27℃とエアコンが無くても涼しく過ごせ、仲間とも作業や食事会で楽しく交流できた。
しかしもっとバテたのは今回も往復500Km余り世話になった、15年15万km乗り続けている愛車のKカー「ダイハツ Mira e:s」だった。往路標高千mを超える山道や三遠南信と中央道・長野道の高速区間ではどうもエンジン回転の吹きあがりが悪いなと感じていたが、市内の買い物に出かける走行時では更に回転がスムーズではなくギクシャク感があった。
ダイハツ取り扱いの自動車工場に診てもらったら、「多分電子回路の故障」で修理には一週間ほどかかる、とのこと。いや~困ったな、かみさんの用事で帰らなくてはならない。動くことは動くので「このままで浜松まで走れますかね?」と聞いたら「う~ん、運がよければね」とのこと。
さーどうするMacchan、かみさんと鳩首会議開催。ま~いざという時にはロードサービスもあるし、暇はいっぱいあるからチャレンジチャレンジ!という結論。
帰路はだましだましいつもの行程を走りながら、後続車には迷惑をかけ追い抜いてもらいながら山道30Km、高速道60~70Kmで走行。途中で「電子回路故障」の警告表示が出た。いつもより1時間以上余計にかかったが無事帰宅!!「えらい、Mira e:s!よく頑張った!!」「見上げたもんだよ屋根屋のふんどし」、嬉しさと長~い緊張が解けてホッとしたので、映画の寅さんのセリフになってしもうた。
帰宅後直ぐ40年近くお世話になっている近所の自動車修理工場に持ち込んだら、ベテラン技士のTさんがすぐ近づいてきてエンジン音を聞き「片肺ですね」と即答、部品のコイルが直ぐに入手できれば明日にも修理できますよ」との心強い見立て。
予告通り翌日午後には、「まだまだ乗れますよ」の励まし?の声と共に3気筒分のイグニッションコイルが新品に交換されたMira e:sを受け取り、新車に戻ったような満足感で帰宅したのだった。修理費29,800円、スピーディーな修理と良心価格に信頼感がますます増した。