当ブログで何回も登場するGolichan事村上剛さんの個展が、先週浜松市中心街の市営文化施設「浜松クリエート」で開催された。
リタイア後10年足らずでめきめき木版画の腕を上げたGolichan、昨今の飛躍活躍状況は今年だけでも1/23付8/16付に続き3回目の記事になる。毎年の各地での入選に続き、今夏は静岡県知事賞を受賞したので趣味を越えて「版画家」になったと言っても過言ではないのではないかな。
浜松クリエートの展示場を一室一週間借り切って、家族の協力も得ながら何百人にも及ぶ知人友人を含む来場者に丁寧に対応し説明している姿は、愛好家を遥かに超えて「木版画伝道者」の貫禄が付いてきたように思う。
今年の個展はこの数年に受賞した数々の大作を始め、大好きなフランス滞在やオランダ・ドイツをこつこつ旅行して仕上げたピカッと光る小品も含むなかなか味わい深いものだった。有数の車両メーカーのデザイン室を取り仕切り後輩を育成した経験は、展覧会の運営や見せ方にも遺憾なく発揮されている。
自分が気に入って画題に取り上げた地方の小さな町や港の地名は自作の地図に訪問ルートと共に分かりやすく記載し、自らの感想を含めて版画の傍らに掲げてある。個展ならではの痒いところに手が届く優れた工夫だ。
Macchanより数歳年上だけれど、失礼ながらまだまだ芸術家としての伸びしろがあるなといつも感じている。
リタイア後10年足らずでめきめき木版画の腕を上げたGolichan、昨今の飛躍活躍状況は今年だけでも1/23付8/16付に続き3回目の記事になる。毎年の各地での入選に続き、今夏は静岡県知事賞を受賞したので趣味を越えて「版画家」になったと言っても過言ではないのではないかな。
浜松クリエートの展示場を一室一週間借り切って、家族の協力も得ながら何百人にも及ぶ知人友人を含む来場者に丁寧に対応し説明している姿は、愛好家を遥かに超えて「木版画伝道者」の貫禄が付いてきたように思う。
今年の個展はこの数年に受賞した数々の大作を始め、大好きなフランス滞在やオランダ・ドイツをこつこつ旅行して仕上げたピカッと光る小品も含むなかなか味わい深いものだった。有数の車両メーカーのデザイン室を取り仕切り後輩を育成した経験は、展覧会の運営や見せ方にも遺憾なく発揮されている。
自分が気に入って画題に取り上げた地方の小さな町や港の地名は自作の地図に訪問ルートと共に分かりやすく記載し、自らの感想を含めて版画の傍らに掲げてある。個展ならではの痒いところに手が届く優れた工夫だ。
Macchanより数歳年上だけれど、失礼ながらまだまだ芸術家としての伸びしろがあるなといつも感じている。