団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後16年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

最近の母介護状況

2013-12-08 | 母の介護
認知症の母を兄妹3人で輪番介護をやり始めたのは、父が亡くなる前だったから既に10年以上になる。父が亡くなった前後から次第に症状が悪くなり始め、四六時中密着サービスを心がけないと機嫌を悪くして家を出て行ってしまうようになった。

当初は週に数日デーサービスに世話になり、介護度3になってからは平日の5日間に増やした。最近は土日を加えて5週間の滞在中はほぼ全ての日、デーサービスを受けている。最近はあらゆる認知度が低下して日常生活に支障を来し、食事やトイレや歯磨きも介助なくしては済ませられなくなった。一方感情の起伏が穏やかになって、恐怖感や心配事が少なくなり怒って出て行くことはなくなった。しかし家族の認識度合いは怪しく、Macchanは「お父さん」にもなり時には先生にもなる。

1年位前からは母の寝室で、傍らに寝るようにした。恐怖感や孤独感がなくなり熟睡できるようになったが、夜中平均2回のトイレには付き添って面倒見なくてはならない。身体やトイレ内が汚れたときは、風呂場で洗ってやったり雑巾がけすることも必要だ。介護人も眠くてたまらず、これから寒くなると更に大変だ。

しかし朝8時過ぎから夕方5時過ぎまで、送迎付でデーが面倒見てくれるのは本当にありがたい。介護当番中もこの9時間は、家族はそれぞれ自分達の時間をもてる。だから母が家にいる間も、平常心を保ち優しく接することもできる。

5週間の輪番が軌道に乗ったこの頃は、非番の時は計画的に遠方の旅行にも出かけられるようになった。しかしこの安定も未来永劫ではない、デーサービスでは面倒見切れなくなる時がいずれ来るはずだ。お陰で症状の進行がゆっくりしているうちに、今後のことを兄妹で相談しておこうと思う今日この頃だ。(写真は「遊び小屋」庭に咲いた白山茶花、岳父が遺した盆栽を地に放ってまた元気になってきた)
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