団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後16年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

2012年正月の集い

2012-01-02 | 日常
若いころ一時「年賀状は年内に書くもんじゃね~だろ」と思って、正月に何百枚も書いていた時があった。気持ちは今でもあまり変わっていないが、皆が楽しく集っている時にさっぱり仲間に加われなくなって数年でそんなことは止めてしまった。それでもぎりぎりまで書かないことは今でも続いていて、昨年末も29日までかかって書き終えた。

30日から浦安在住の三男E家族4人がやってきて、正月休みの火蓋は切って落とされた。市内在住の次男O家族が毎晩合流して、3日連続にぎやかな集いが続いた。元日には自主的な申し出があって、市内にある両家の墓参りにも出かけた。今日午前中まで今正月は穏やかで、幼子を連れた外出には助かった。

家業をやっているわけでもないので、後継の正月伝統御節や雑煮があるわけではない。しかし結婚して38年近く続いた我が家の正月には、なんとなく夫婦出身両家の伝統が不文律で引き継がれてミックスしている。

元旦の朝食卓には、年々簡素化される御節の三段重と屠蘇祝いの漆器が並ぶ。屠蘇は更に簡略化され、単なる清酒を入れて福禄寿杯に年少順に次いで飲み干す年初しきたりになった(なんと今年は三男が忘年会のビンゴで当てたという「久保田萬寿」が飛び入った)。車を運転する機会が増え取締りが厳しくなった今は、そぶりの真似事になることが多い。

食後は「カルタ・双六・羽根つき・凧揚げ」などは一切無し、若い家族は年末に収録されたTVのお笑いを見て楽しみ、かみさんは孫連に絵本を読み聞かす。彼らが慣れ親しんだ曲がかかった時は、Macchanが60年近く前に両親に買ってもらったタンバリンが今でも受け継がれて活躍する。こういうのも、新しい伝統なのかもしれない。

今回諸事情で参加できなかった長男家族から年始の電話が入り、明日には三男家族も帰って心微妙な静寂が戻ってくるはずだ。



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