団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後16年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

最後の花梨(カリン)

2009-11-20 | エコ生活
実生や接木で生り物を育てるのが生き甲斐のかみさんが、花梨(カリン)を実生から育てて10年位か。伊勢湾台風のコースそっくりで上陸したのも含めて、台風にも夏の日照りにも負けず生り始めて数年で、今年は驚くほど沢山の実をつけた。

10月上旬に台風が上陸した時は、10個くらいの実が落ちた。まだ完熟という感じではなかったが、香りは一人前以上だったのでかみさんに預けてジャムにしてもらった。苺や林檎と違うのは、果肉自身が煮崩れてジャムになる訳ではないので工夫が必要だ。

砂糖を多めに入れて、通常のジャムより長い時間煮詰めてやっと香りのいいシロップが取り出せる。硬い果肉を取り出してミキサーにかけ、また水を足して煮込むこと1時間。こうしてやっと歯ざわりのある、もっと言うなら存在感のある「したたかな」ジャムが出来上がる。

苺やブルーベリーなどは香りもよく見た目も食欲をそそる、銀行の格付け風に言えば「AA]みたいな優等生だ。一方で花梨はどうか、香りは「AAA」で色目は「Aa」で食感は「ab-]みたいな、評価する人によっては「bc」なのかもしれない。

でもね、我が三ヶ日の小屋建設地に生った無農薬無肥料確定の作物は、やっぱり可愛い。誰も食べると言わない花梨の実も、こうすると食べられるということを確認してからのジャム作りだけど、なかなかいいんだよね。台風以降落ちた実をブリキのバケツに集めて、かみさんに「はい、美味しかったのでまた作ってね」と渡した。

今日は棟梁と2人作業、うーさんは先日の欅の枝を薪にするための刻み、Macchanは柱材刻みの続き。4本仕上げたところで、今日は母のデイサービス帰りを待ち受けるために、現場を早めに片付けて3時過ぎには帰宅の途についた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする