団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後16年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

柱材刻み作業始まる

2009-11-16 | 300万円の家づくり
また寒波がやって来ているそうで、肌寒い中ほぼ一週間ぶりに三ヶ日の工事現場へいそいそと出かけた。今週からはいよいよ構造材の最後、全部で41本の柱材の加工に入る。

柱材は土台材や梁・桁材と違って、複雑なホゾやホゾ穴はない。単純に梁か桁のホゾ穴に差し込む上ホゾと、土台のホゾ穴に差し込む下ホゾを切り出すだけだ。但し注意しなくてはならないことはいくつかある。4寸角ではない桁や梁を支える柱材は、基準の長さ2762mmより30~90mm短い。また土間の束石の上に載る柱2本は、土台材がない分逆に長くなる。さらに下ホゾは土台材の長手方向に長ホゾを差し込むが、上ホゾを土台と直角に交わる方向の梁か桁に差し込む場合は、上ホゾの向きは90度異なるので要注意だ。

長さは1mm単位で細心の注意を払いながら、間違わないように何度も測定を繰り返す。梁か桁を柱部分で継ぐ構造になっている箇所で、4寸より厚みのある材を受ける部分は柱に15mm深さの彫り込みを入れる。蟻ホゾだけでは重量を支えきれないので、そのような構造にする。全部で17本あるが、彫り込みの作業に時間がかかりそうだ。

今日は手始めに、最も簡単な形状のものを5本仕上げた。長ホゾとホゾ穴を組む時は重量のある材を支えながらの高所作業になるので、ホゾ30x75x75mmの加工は繊細にやる。HBの鉛筆を尖らせて1/2mm単位で罫書き、手ノコで線の内側を引く(写真)。逆にホゾ穴の方は、線の外側を角ノミで掘り込む。こうしておくと、組み立てるときにホゾの木殺し(角をゲンノウで叩く)をするのでスムーズに入るはずだ。(I hope!)

明日は昼から雨? やる気に逸り燃える心を、雨よ消すな!
コメント
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