団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後16年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

「浜松市民合唱祭2008」に出場

2008-09-29 | 男声合唱(合唱)
昨日第6回浜松市民文化フェスティバルの一環で行われた「浜松市民合唱祭2008」に、所属している「浜松男声合唱団」が出場した。今年は昨年より10団体増えて、54団体1219名の参加があったと主催者が誇らしげに発表していたが、大規模な音楽会になったものだ。(写真は最後54番目出場の「浜松合唱団」の演奏風景)


音楽の都浜松(市の自称)が誇る施設アクト中ホールで開催された1団体8分の持ち時間で次々に出場しては歌って退場する気ままな音楽会は、朝10:30から始まって夜19:30までなんと9時間に亘る長丁場だ。大まかに5ブロックに分かれていて該当ブロック出場団体は、少なくともその間中は互いに聴き合うというのだけが最低ルールで、その間自分たちの出番が来たら客席から舞台に上がって終わったら下りていくという手作りスタイル。

我が団は18:00頃45番目のエントリーで15名の団員が出場し、半年前から練習を始めた草野心平作詞・多田武彦作曲の「富士山」から作品ⅡとⅢの2曲を歌った。歌えば歌うほど味が出る奥深い曲だが、それなりの落とし穴もちゃんとあった。演奏2時間前からやったリハーサルで、作品Ⅲの終盤一拍おいてから半音上がってテンポが変わり入っていくところで、音が完全にはずれて曲がくしゃくしゃになってしまったのだ。そして、なんと本番でもこの悪夢が再現しそうになって、奇跡的に?持ちこたえてなんとか歌い終わった。

快心の出来の作品Ⅱ、スリル満点の作品Ⅲというところだったが、これだから合唱は面白い。演奏会終了後もう一つの男声合唱団の一人が退出していく時に、「『富士山』はうまかったなあ」と仲間に語りかけているのが聞こえた時は、「ああよかったなあ」と少し溜飲が下がったものだ。

こいう演奏会後の恒例になっている「打上げ」には、動脈瘤の手術を近々控えているSさんご夫婦となんと明日心臓手術を受けるHさん自身、そして今回は無伴奏曲だったので出番がなかったピアニストのIさんも参加して、わいがやの楽しい2時間はあっという間に過ぎていった。来月には健康を回復した仲間が元気に揃って、また新たな気持ちでチャレンジして行きたい。
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