団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後16年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

何もない時のとっておき?

2008-09-23 | 料理DIY
今日は祭日、三ヶ日は工事が禁じられているし、冬野菜の準備でもやるかなと考えていたが、彼岸の中日でもあるのでそれなりのイベントがある。かみさんの両親の墓がある曹洞宗の菩提寺でも、毎年春秋の彼岸には伝統的な「施餓鬼」という法要がある。千葉で仏壇を守っているかみさんの姉さんのTちゃんが、わざわざこのためにやってくるという。

法要は昼前に終わって、岳父の実家からこれも恒例になっている「おはぎ」や「栗蒸羊羹」のお土産をたくさん頂いてきた。実家の跡継ぎの岳父の甥ご夫婦はしっかり伝統を守って、屋敷で生った栗の実などを使って手間暇かけて一族の縁あるものたちを喜ばせている。なかなか、誰にも出来ることではない。

かみさん姉妹が、入院している伯母さんを見舞ったり私の父親の墓参りに行ってくれている間に、母のデイサービス帰りを待ち受けて「おやつ」を提供したり話をしている間に秋の日は暮れてきた。今さら買い物に行くのもなんだなあと思って冷蔵庫をチェックしたら、カレーくらいは出来そうだ。Macchan得意の、何でもぶちこみ野菜カレーと行くかな!

鶏の挽肉とウィンナソーセージ、A畑産のにんにくB畑産の玉ねぎ・茄子・オクラを思いっきりぶちこんで煮込むこと30分余り。そろそろカレールーを入れるかと食品貯蔵棚に取りに行ったら、「れれれーー?」いつもあるべきところにあったのはクリームシチューの素だけ。「あちゃー、どうすんの?」シチューでもいいけど、腹はもうすっかりカレー待ち状態。「お~っと、トムヤンクンの素があるぞ!」2月にタイに行った時にたくさん持ち帰った、各種トムヤンの素の残りが2つあった。これだな、捨てる神あれば拾う神あり。

うちはまだ新米ではないが、炊き立てのごはんにかけていただきま~す! 蝦はかけらも無かったが、用意した材料にも上手く適合した。辛さはいつものカレーの10倍、83歳の母も「熱くて辛いねえ」と言いながらも完食。私はいつもの通り、顔と頭に滴るほどの汗をかき、期待を裏切ってしまった胃袋ともども満足した。辛さの後のデザート「栗蒸し羊羹」に舌鼓を打ちながら、ご先祖様と作者のおばさんに感謝したのだった。


コメント
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