団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後16年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

こんなので「遊び小屋DIY」ができるのか?

2007-08-14 | 遊び小屋DIY
写真はこの春4月にDIYで完成した「農作小屋」だ。親友のUAさんSZさんのヘルプを得たので、正確にはDIYsかな。この20年近く20~30坪くらいの菜園をスコップと鍬だけで耕作して来たが、この秋からの「毎日が日曜日」の生活に備えて100坪以上借り増ししたら、たちまち耕運機やらなんやら農機具が増えて、家のガレージの奥くらいでは間に合わなくなってしまったのだ。

そこで最初に考えたのが、浜北の農作師匠YKさんがDIYで作った本格的なビニールハウスのミニチュア版だったが、農業屋に行ってあれこれ目算したら最低10万円くらいはかかりそうだ。こりゃかみさん、Kuniちゃんの許可が下りんわね。「んー」、今秋リタイア後は「遊び小屋DIY」やるんじゃなかったっけ? 練習しとかなくっちゃいかんじゃん! ということで、木造の在来工法でD90cmxW270cmxH180cmの「農作小屋」に、急遽チャレンジすることになった。

畑の一角を平らにしてビニール紐で線出しをやって、さらに丁寧に対角線をルートで計算して直角を出した。もちろん水平器で水平も確保した。8本の土台は、柱の古材をもらってきて、腐食防止のために焼杭にした。「パックマン」で深さ70cmの穴をあけ、慎重に杭を埋めた。

55mm角の柱を建てた時はちょっと曲がっていたが、横木を取り付け高さの中間に棚板を張ったときはピシッとした。しかし、屋根の波板を張り終わった時に、波板が波打ってどうも平らにならない。しゃれにもならない。これは後でわかったことだが、桟木を縦につけたために起こったことがわかった。後日、桟木を横に付け直して波板も半透明にして釘位置がよくわかるようにして、やり直しした。これが第1の失敗。でもリカバリーは効いた。

第2の失敗は、なんと90cmx270cmが横方向に5cm程度ひしゃげて、菱形になってしまったことだ。どうも、板壁を張ったり木製ドアを取り付けたときに、1~2cmの誤差が生じていて、変だなあと思っていた。決定的になったのが上記の波板をやり直したときに、庇はピシッと揃っているのに奥から手前にかけて5cmくらい斜めになってしまった。しまった!しゃれている場合ではない。杭打して杭より細い柱を取り付けた時、WxDは確認したが、対角線の長さ確認を怠ってしまって、直角が出ていないのを見逃したのだ。杭は奥深く埋まり、苦労して柱、屋根壁板まで付けてしまっている。えいっ、ままよ!雨が漏らなきゃいいだろうと、そのままにしてしまった。

建築直後の夕闇迫るときには、通りがかりの人に「だんなさん、器用だねえ。小屋のキットで作ったのかね?」と多分褒めてくれた。しかし明るい白昼に褒められたことは、その後もまったく無い。今年2回上陸した台風の大風にも無事だったし、雨漏りも無いようだ。しかし「青春の蹉跌、5cm歪んだ三角形」は庇の両脇に厳然として存在している。口の悪い家族や友人達は、「こんなので、遊び小屋が建つのかねえ?」と異口同音に言う。

遊び小屋建築の前に、3坪の物置小屋にもう一回チャレンジして、本番に満を持したい、と最近真剣に考えている。

なお、今回の総工費はやり直しの波板代を入れて3万円強だった。こればっかりは、ちょっと満足。
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