すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【リーグ・アン 23/24 第1節】今季は南野のシーズンだ ~モナコ4-2クレルモン

2023-08-18 05:00:02 | その他の欧州サッカー
旧知の新監督を得て躍動する

 今季は南野拓実にとって「ラッキー・シーズン」になりそうだ。

 フランス1部のリーグ・アンは現地時間13日に第1節を行ない、モナコとクレルモンが対戦した。南野が2得点に絡む活躍をし、4-2でモナコが勝利した。

 モナコには今夏、新しい指揮官としてアディ・ヒュッター監督が就任している。ヒュッター監督は2014-15シーズンのザルツブルク時代に南野を指導している。指揮官からの南野への信認は厚い。彼にとってはベストな環境でプレイできそうだ。日本代表への復帰にも期待がかかる。

 南野はフォーメーション3-4-2-1のシャドーで先発した。クレルモンのフォーメーションも3-4-2-1。ミラーゲームだ。

 7分にホームのクレルモンに先制されたモナコは26分、同点弾を上げる。

 ロングボールを受けたヴァンデルソンが胸に当ててボールを落とす。これを受けた南野はひとつ触ってから、股抜きのパスをヴァンデルソンに返す。ヴァンデルソンはワンタッチでしっかり決めた。

 活気づくモナコは43分、左サイドでのスルーパスを受けたフォファナのシュートがポストを叩く。そのこぼれ球をベン・イェデルがワンタッチでゴールへ押し込んだ。逆転だ。

1アシストし決勝点にも関与する

 ところが後半に入り、53分にクレルモンがカウンターで同点に追いつく。

 これに対しモナコが突き放したのが70分だった。

 ボールを受けた南野が鋭いターンで前を向き、左からパス。ファーでこれをヴァンデルソンが折り返し、呼応したベン・イェデルがワンタッチで押し込んだ。モナコがふたたびリードした。

 その後、後半アディショナルタイムにもモナコが1点を追加してゲームセット。南野は85分までプレーした。彼は1アシストを上げ決勝点にも絡む活躍だった。

 今季の南野は2ライン間で間受けし、ボックス周辺でフィニッシュに関わるプレイが冴えている。そんな彼のツボを心得ている監督が就任してよかった。

 リバプールから加入した1年目の昨季は、リーグ18試合1ゴールと「音なしの構え」で終わった南野。厚い信頼の新監督を得て、今シーズンは期待できそうだ。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【女子W杯2023 準決勝】イン... | トップ | 【移籍】遠藤航がリバプール... »
最新の画像もっと見る

その他の欧州サッカー」カテゴリの最新記事