すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【ロシアW杯サッカー】プレイ精度の向上が永遠のテーマだ

2016-05-01 08:04:43 | サッカー日本代表
タテを狙う意識が定着してきた

 しばらく代表のゲームがないので、録画してあるアジア2次予選の試合群を毎日飽きずに眺めている。するとおもしろいことに同じ試合を何度も観ていると、リアルタイムで観たときには気づかなかったポイントがいろいろ見えてくる。

 ひとつは縦への意識だ。ハリル就任初期の無理な縦ポンがひと段落し、状況に応じて、それでも選手たちは意欲的にタテを狙っていることがよくわかる。特にボールを奪ってからのタテ方向への攻めが速くなってきた。ひとつ飛ばして遠くへ、という縦パスの意識が定着した。

 一方、問題点はすべての局面におけるプレイ精度だ。例えば縦への意欲は増しているものの、急所をえぐる縦パスが通る確率がまだまだ低い。精度が低いからだ。ここを直す必要がある。

 またご多分に漏れずフィニッシュの精度も低すぎる。この点を修正しない限り、日本は世界では戦えない。サッカーは点を取って勝敗を争うゲームだ。いくら途中経過が芸術的でも、フィニッシュが決まらないことには試合に勝てない。

 高い位置でボールを奪い、精度の高い縦パスを入れる。そして最後は精度の高いフィニッシュで終えることーー。これさえできれば日本はワールドカップで勝てる。

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