築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

普通になりつつ・・・

2022-04-08 09:00:22 | Weblog
3月の22日からまん延防止が解除になり、そのタイミングでロシアのウクライナ侵攻。
もともと続いていた原油価格の高騰に世界情勢の不安定さ、アメリカをはじめ欧州各国の
コロナ規制撤廃により経済が回復傾向とものすごくいろいろな要素が絡んで
一見関係の無いと思われるマグロの相場にも確実に影響を及ぼしてます。

そしてここにきてメバチが極端に少なく、天然のインドも今日は無しですがあっても高い。。
近海の天然本マグロだけは比較的本数もありますが、他の魚の相場も関係してか
平均なんでも高くなっている状態の生マグロセリ場。
冷凍物もここにきて徐々に上がっていると聞きますが、生の上がり方に比べると・・・・
まだマイルドかな??なんて思います。

今日も相場は相変わらずですが、物は太平洋岸の紀州、塩釜、銚子、
伊豆下田を含めた島周りの釣り物。
日本海の定置網は京都舞鶴や島根県に長崎県といった所ですが、日本海定置はサイズが小さく
20キロ台が中心。大きくても30キロ台といった感じです。

今日も大きいところ、買おうと思っていたのですが釣りはヤケのリスクも大きいので
身の良いところを選ぶとやはりそういった魚は皆さんが見ているわけでして・・・・
それでもヤケが「全くない」わけではないので、リスク考えるとあまり無理はできないと・・・

気持ちが消極的になってしまいあぶれてしまいました(><)


これで在庫がリーチになった私(汗)
明日は買わないとです。。





とにかくバチやキハダ、インドなど比較的安価なところの生マグロが全く無い状態。。
こういうのが一番困るんですよね~~~(><)

この相場に慣れてきてしまっている自分が・・・怖い(^^;;)

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