築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

こっちも時季!かな(^^)

2017-09-28 08:39:01 | Weblog
今日も津軽海峡、大間や三厩といったところは数出てましたね~
マグロ、釣ったことないんでわかりませんが、セリ場だけみてると
「入れ食い??」
なんじゃないかって思えるほど・・・・
あるセリ人は、
「今年、津軽海峡にエサとなる魚が少ないから、逆に疑似餌も釣りやすいのではないか??」
と言ってましたね!
なるほど!一理あると思います。

ただ数はあれど、ヤケが多いなんて聞いてますが、今日もヤケ・・・
多いんですかね~~
脂があるマグロほど身が焼けやすいので、そうなるとセリ値の高いものほど??
ヤケのリスクも多いという・・・・ホントにもう、ギャンブルですね(^^;;)
特に釣りは喰ってから釣り上げるまでの時間と、釣り上げてからの処理の早さ!
ここがヤケと大きく関係してきますんで、釣る人の技術というのもありますよね~

実際、仲買の中でも
『この船は上手い!この船がヤケが多い』
なんてすぐに情報として流れますので・・・・(汗)

その点、延縄漁は安心できるんですけどね。


ただ津軽海峡の近海物、脂はやはり薄めが多いようですね~
脂だとどうしても大西洋のジャンボという事になりますが、大西洋ジャンボは
カナダ産のみが5本くらい・・・・
10月のボストン産再解禁までまとまった数というのは難しいかもしれませんね~
今、時季なんですが・・・・・


時季といえば秋の近海、三陸の東沖メバチ!
脂のってきて、やっと?『東沖』らしくなってきましたよ~(笑)





この時期の東沖のバチはホント、美味しいです(^^)
バチの美味さはマグロとはまた違うんで、同じ「マグロ」ですが
個人的には全くの別物!!
こういう所が、マグロはカツオなんかと違って
『飽きが来ない』
といわれる所以かな??なんて思ってます(^^)

大西洋天然本マグロのジャンボならではのトロ、津軽海峡のいかにも「近海本マグロ」
という赤身、そしてこの時期ならではの近海バチとこの時期は美味しいマグロがいっぱい!

食欲の秋!!ですな~~(^^;;)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。