築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

養殖にも…違い

2008-02-18 11:49:00 | Weblog
ここのとこ、天然の本マグロは入荷も少なく値段も高すぎて買えず、すっかり主力商品となりつつある養殖マグロですが、養殖マグロも産地によってかなり魚が違ってきます。おもしろいのはその産地によってかなりハッキリと特長が分かれます。ここのとこ頻繁にご紹介しているスペインなどの地中海産は脂が強いのが特長。国産やメキシコ産は色が良く、見た目かなり天然に近いのが特長です!その土地の水温や海流、それにエサなども違うのでしょうね?特に『エサ』に関してはかなり研究がされているようです。養殖マグロはいろいろと経費がかかるようで、相場に関わらず決まった値段以下に安くなる事はないのですが、天然の入荷かない時などはかなり助かる存在になっています。ほんの十年前くらいには『養殖』がそんな存在になるとは思いませんでしたが…時代のニーズなんですね…きっと。。

左がメキシコ産、右がスペイン産です。写真が違い、解りますか(?_?)