昨日10月11日(金)のこと。
まずは、日本被団協のノーベル平和賞、誠におめでとうございます。核兵器廃絶の国際的運動に対する評価です。この受賞が、真の核兵器廃絶につながるよう、鹿沼市も平和行政の推進に努力を続けます。さて、昨日、口粟野防空監視哨保全・復元完成報告会に出席しました。昭和16年以降、栃木県内に43カ所設置された施設であり、現存するのは那須烏山市と鹿沼市の口粟野防空監視哨の2か所のみであり、平成24年に「選奨土木遺産」にも認定されました。15歳から19歳の哨員が監視にあたったとのことで、今回の保存復元作業の完成は、NPO法人城山を守る会の小曽戸理事長をはじめとする皆様のご尽力の賜物です。また、今回の保全・復元にあたっては81名の皆様から大変多くのご寄附があり、多大なご支援も有難かったと伺いました。鹿沼市も地域の夢実現事業の補助金等を通じて防空監視哨までの遊歩道整備に携わりましたが、今回の保全・復元を踏まえ、今後の施設活用のあり方や後世に語り継ぐための活動を考えていく必要性も学びました。鹿沼市、粟野地域における平和行政の推進に向けて、しっかりと考えていきたいと思います。
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