今国会の目的は何だったのでしょうか。特定秘密保護法案をこれまでに急ぐ理由について国民への説明責任を果たせていないことに違和感を覚えます。昨日のさいたま市の地方公聴会も一般傍聴を制限していました。マスコミ各社も今日の朝刊は厳しい論調です。今国会の目的は成長戦略のための国会ではなかったのではないでしょうか。実は、それを隠れ蓑にして、特定秘密保護法案を成立させるための国会だったのでしょうか。まだまだ不勉強ですが、法案の核心部分であり指定のチェックの仕組みを、何故法案にしっかりと書き込まないのでしょうか。米国をはじめ、諸外国ではチェックの仕組みがきちんとしています。例えば米国では、国立公文書館の下に、情報保全監察局という独立性の高いチェック機関があります。機密の妥当性を個別に検討し、行政機関に対する機密解除請求権もあります。「上訴委員会」は行政機関の代表者による合議機関であり、主に、申し立てを受けて機密指定の採決にあたることとしています。日本の場合、特定機密の指定が最も多いことが予想される内閣官房の下に官僚の組織を作っても機能するとは思えません。ちょっと考えただけでも欠陥があると感じます。
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