えくぼ

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「中国のゴッホ」

2019-04-25 14:02:02 | 歌う
まだ4月なのに初夏のような昨今である。5月になったら零和の向日葵が咲くかもしれない。まだ撒かないままの向日葵の種子をながめている。

🌻 夏虫の糞にも見えるこの種子が向日葵の花になることできる

昨日の☀朝刊「ひと」の欄に「中国のゴッホ」 が載っいる。チャオ シアオヨンさんは47歳、20年間に10万枚を超えるゴッホの複製絵を手がけた。湖南省出身、貧しくて中学までしか通えず仕事を求めて深圳の絵画工房へ。1998年からゴッホの作品を描きはじめた。描くほどに悩むようになり2014年オランダのゴッホ美術館へ、そして「自分のゴッホは全部間違いだった」 と。

チャオさんは現在47歳、ゴッホは37歳で他界した。自画像のゴッホは痩せた老人だが写真のチャオさんは少し太って明るく逞しい中年男。「嫌になるほど描いてきた『自画像』の男と自分の人生が重なった」 と涙を。私はチャオさんの「向日葵」や「自画像」を見たくなった。10万枚のゴッホの複製画を描きながらいつのまにかチャオさん自身の絵を描いていたような気がする。

🌻 わたくしをやる気にさせた向日葵が咲いていたのはこの辺だった

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