お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

感動しました!

2008年01月05日 | 社会
 昨日、何気なくつけたテレビを見て、目が離せなくなりました。

 それは2005年におきた福知山線の脱線事故で被害にあった一人の女性と、家族の物語でした。

 その女性、鈴木順子さんはビルに激突した2両目に乗っていて、事故から5時間後に救出された時、二回も呼吸が止まり、脳のCTは真っ白で、家族は死ぬのはほぼ確実、たとえ死を免れても植物人間と宣告されました。

 しかし、お母さんは奇跡を信じて看護に当たりました。入院中も、退院してからも献身的に、回復を信じて・・・
 
 そして、本当に奇跡は起きたんです。百何日か目に「お母さん」と言葉を発し、飲み込み拒否から立ち直り、少しずつ薄紙をはぐように良くなって行く順子さん。
その裏には、本当に大変なリハビリの努力と、懸命な介護がありました。

 30歳という若さも回復を助けたんですね。回復していく順子さんを見ていくのは他人事ながら嬉しかったです。怒ったり、いやだとわめいたりしたこともありましたが、次第に周囲の人への感謝の気持ちを表わすようになり、表情も柔らかく素敵になって行きました。

 この事故がたくさんの亡くなった方を出してしまったことは知ってましたが、順子さんのように重傷を負われた方々も沢山いたのだろうという思いを新たにして、事故の怖さを再確認しました。

 それにしても、母親って強いですね。また、そのお母さんを助けるため一家で近所に引っ越してきたお姉さんも素晴らしい。感動しました!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿