昨日からS牧師の本の原稿の校正チェックをしている。
S牧師にはこれまで何冊もの著作があるが、定年で引退され、この本が最後の著作になると思われる。
今回の本は新約聖書の中の「ルカによる福音書」の連続講解説教集である。S牧師の説教は豊富な知識と深い洞察・瞑想による大変評価の高いもので、キリスト教世界では広く知られている。その毎週毎の説教を本にするわけである。
もう30年以上も前になるが、S牧師の「マタイによる福音書」を初めて読んだ時の衝撃が今でも忘れられない。当時、何人の学生がこの本によって目を開かれたことだろう!
今回初めて牧師の原稿を目にして驚いた。
それは原稿といっても、何人かで説教テープを起こしたものにS牧師が手をいれたものであるが、その手の入れ方がすごいのである。
漢字、カタカナなどの表記はもちろん、かぎや句読点などまで一つもゆるがせにすることなくチェックが入っている。だから、その数はたった一ページで70から80箇所に及ぶのである!
また、元は説教なのでどうしても話し言葉に特有の言い回し、繰り返しなどがあるが、それらもたるみの無い文章に練り上げつつ、しかも説教の雰囲気は壊さないような配慮がされているのである。
ここまで厳しくやって、あの素晴らしい本ができるんだと納得。
「すごい!さすが!」
と、私はひたすら感心しながら校正チェック(つまり、牧師の指示通り校正してあるかどうかをみる)をしている。
(私の文は自己批正が甘い!と、言われそう・・・じゃなくて甘い!)
S牧師にはこれまで何冊もの著作があるが、定年で引退され、この本が最後の著作になると思われる。
今回の本は新約聖書の中の「ルカによる福音書」の連続講解説教集である。S牧師の説教は豊富な知識と深い洞察・瞑想による大変評価の高いもので、キリスト教世界では広く知られている。その毎週毎の説教を本にするわけである。
もう30年以上も前になるが、S牧師の「マタイによる福音書」を初めて読んだ時の衝撃が今でも忘れられない。当時、何人の学生がこの本によって目を開かれたことだろう!
今回初めて牧師の原稿を目にして驚いた。
それは原稿といっても、何人かで説教テープを起こしたものにS牧師が手をいれたものであるが、その手の入れ方がすごいのである。
漢字、カタカナなどの表記はもちろん、かぎや句読点などまで一つもゆるがせにすることなくチェックが入っている。だから、その数はたった一ページで70から80箇所に及ぶのである!
また、元は説教なのでどうしても話し言葉に特有の言い回し、繰り返しなどがあるが、それらもたるみの無い文章に練り上げつつ、しかも説教の雰囲気は壊さないような配慮がされているのである。
ここまで厳しくやって、あの素晴らしい本ができるんだと納得。
「すごい!さすが!」
と、私はひたすら感心しながら校正チェック(つまり、牧師の指示通り校正してあるかどうかをみる)をしている。
(私の文は自己批正が甘い!と、言われそう・・・じゃなくて甘い!)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます