お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

A君、卒業す!

2011年03月18日 | ほっとすぺーす

 今日18日は、川崎市の各地で小学校の卒業式が行われました。2年生の時からほっとすぺーすに通ってきていたA君もS小を卒業。私も参列してきました。

 上の写真は会場をパノラマで撮ったもの。一応、四方全体が一枚に収まりました。

 左側の白髪男性はAくんのお祖父さま(つまり保護者席)、その右隣が正面舞台(証書を渡すところ)、その右が先生と在校生の席で、真ん中の空いているところが入退場口。

 そして右側のひな壇に座っているのが卒業生です。

 式の流れは私の在職中と何も変わっていませんでした。ただ、式で歌われた歌はほとんど知らない歌でした。(国家斉唱は私だけ座ってました!)

 卒業生の「呼びかけ」の内容は相変わらずで、これまでの思い出や、両親、先生達への感謝、在校生への期待で構成されていました。まあ、保護者の殆どは始めて聞くのだから「またか」とは思わないのでしょうが、私はちょっと・・・

 ところが、最後が違いました!「突然ですが、僕のお母さんは大船渡市出身です」に始まって、今同じ12才が、苦しい目に遭っていることを忘れないでいよう!・・・という呼びかけが次々と続いたのです。感動的でした。

 『そうです!あなた達が今度の大惨事をいろいろな教訓にして、これからの日本をを担っていくのですもの。頑張れ!』と、心の中で応援しました。

 卒業生担任のS先生の発案かな?さすがだな!と思いながら聞きました。

 学校の前に、紅白の花を咲かせた梅の木が三本、今を盛りと咲き誇っていました。

 卒業式に出るのはこれが最後かなあ!と思いながら小学校を後にしました。