お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

やっぱりプロはすごいね!

2005年06月19日 | ボランティア
 今日は朗読中級講習会に参加した。

 私が朗読のボランティアを始めて三年目になる。
 しかし、デージー録音が導入されて、少しでも不明瞭な発音はチェックされ、直されることが増えてきたせいか、最近は行き詰まった感じがして止めたいと思うこともしばしばあった。

 私だけではないと思うが、不得意な発音というのがあって、私の場合は「ラ行」が弱い。
「お憐れみ」なんていう言葉の時は何回やり直したことか!
 それと、歯が悪い私は昔に比べるとだいぶ滑舌も悪くなっている。

 なんて言い訳ばかりしていたが、今日の講習会に出ていかに今まで「基本的な努力」を怠ってきたかを思い知らされた。

 1、腹式呼吸を毎日しっかり練習し、呼吸法を体得すること。
 2、朗読の前にだけでなく、朝からしっかりストレッチして全身をほぐし、力を抜いていい姿勢で話す癖をつけること。
 3、肩の上げ下げしたり、みぞおちを押さえたりして発声して、力を抜いて共鳴させること。
 4、母音の訓練を暗記するほどやること。
 5、マイクの使い方をマスターすること。

 今日教えられたことだけでもこんなにある。しかもこれらは、朗読に入る前の「準備」に過ぎず、本番はこの後なのである。

 今日の練習文は難しかった。さすが、中級講習会である。
「読みにくい、あるいは長い文章を読む」ということで三つの例文が用意されていたが、初めの二つは句読点が少なくだらだらと長いのでほんとうにやっかいだった。意味も取りづらい。
 しかし、参加者の読みに対する講師の的確な、厳しい批評をを聞いているうち、難しいなりに少しずつ読みのコツが分かってきた。

 やっぱりプロはすごいなあと思うと同時に、もう少し努力しなければという気持ちにさせられた講習会だった!
 (三日坊主にならないように練習・・・)