12月12日
台北在住の息子が送ってくれた”プラットこだま”の切符で京都旅行に行きました。
プラットこだまは、普通”こだま”で名古屋-京都間¥5,440の処、¥4100で、しかも350mのビール1缶つきです。ビールはキヨスクで受け取るようになっています。
10:47発のこだまですから京都駅到着時はランチタイムでさっそく駅に隣接している伊勢丹のグルメ階に行きました。
先斗入る
”先斗入る”という店でパスタを頂きました。
明太子と青じそ風味パスタ
食後とりあえず予約の都ホテルにチェックインしました。
都ホテルにチェックイン
ホテルロビー
小憩後四条を散歩、”GION松之”で家内はドジョウ鍋、私はうな丼を頂きました。食後はホテルに戻りました。
” gion松之”の ドジョウ鍋
” gion松之”のうな丼
四条京都南座
四条京都南座
13日の朝食はバイキングで十分な腹ごしらえをして、”金閣寺”を参観しました。家内の要望です。
私も家内も金閣寺へは20年ほど前に参観したのみで、久しぶりの美観を楽しみました。
金閣寺庭園
金閣寺参観後タクシーで予てから熱望していた”くぎ抜き地蔵”へ行きました。
本物のくぎ抜きとくぎの絵馬
本物のくぎ抜きとくぎの絵馬
人々の苦しみを抜き取るお地蔵様
正式名称は石像寺といいますが、釘抜地蔵という通称で有名なお寺です。
弘仁10(819)年に弘法大師によって開創され、本尊である地蔵菩薩は大師が自ら刻んだものといわれています。開創された当時は、苦しみを抜き取るお地蔵様だという事から苦抜地蔵と呼ばれていました。
釘抜地蔵と呼ばれる様になったのは、次のことに由来しています。
弘治2(1556)年頃、当時京都で有数の大商人であった紀伊国屋道林という人が、何事もないのに両手がとても痛み、色々と治療をしましたが効果がないので、霊験あらたかだと評判の苦抜地蔵にお参りして願掛けをしました。
すると、道林の夢の中でお地蔵様が「汝のこの度の痛みは病ではなく、汝が前世で人を恨み人形の両手に八寸の釘を打ち呪った事がある為に、その罪がかえり苦しみを受けているのだ。汝が祈り救いを求めたので、私が神通力をもって昔の恨みの釘を抜き取ろう。これを見よ」と2本の釘を指し示します。道林が夢からさめてみると、両手の痛みがたちどころに治っています。
急いで苦抜地蔵へお参りに行くと、何と、地蔵菩薩像の前に朱に染まった2本の八寸釘がありました。
道林はそれより100日の間日参し、その御恩の万分の一にもと感謝の気持ちを捧げたと伝えられています。その頃よりこのお地蔵様は釘抜地蔵と呼ばれる様になりました。
願いごとが叶い、お礼参りに来られた方は絵馬を奉納されますが、この絵馬は通常の絵馬とは少し違っていて、絵ではなく本物の釘抜きと釘が付けられています。本尊のある地蔵堂の外壁は絵馬によって隙間無く埋めつくされていて、御利益の程が伺えます。
朝から晩まで近隣の方や遠方から来られた参拝の方が絶えませんが、境内は常に穏やかな空気に包まれていて、どこかほっとする懐かしい気持ちになります。
14日は私の要望で銀閣寺へ行きました。何時もながらのこの寺は庭園が素晴らしくまた国宝観音殿、国宝東求殿は金閣寺に劣らない静かな景観です。
銀閣寺庭園
国宝観音殿
国宝観音殿を背に
銀閣寺庭園
銀閣寺へと修学旅行
拝観後銀閣寺参道の”一休”なるお店で”キノコそば”を頂きました。
一休でおそば
京都駅でお土産など購入して5;05発のこだまで帰名しました。
名古屋着後高島屋六階の”やぶそば”で夕食。
駅からタクシーで帰宅しました。楽しい三日間でした。