国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

ダブルブッキング

2017-09-26 | 帰省(2017〜18)
少し前から北京(中国首都国際空港)で発生する14時間もの乗り継ぎをどうするか思案していました。(たぶん預け荷物は出さなくてもいいので)地下鉄を利用すれば市内観光(天安門広場や故宮など)も余裕でできるのですが(注)、言葉の通じない所にはなるべく行きたくない(&英語で押し通したくない)という性分ゆえ気が進みません。(注:再掲ながらこちらにある通り24時間未満のトランジットなのでLindaも私もビザなしで入国できます。)

が、いろいろ検索している内に長時間乗り継ぎの乗客はトランジットホテルが無料で利用できるという嬉しい情報を見つけたので、エアチャイナのサイトから予約することにしました。(ちなみにこちらの条件はクリアしています。)ページ下の「予約する」をクリックし、eチケットやパスポートなどの番号を入力してログインします。

"Value-added servive"(付加価値サービス)を選ぶと、便ごとに利用可能なサービスが表示されるので、"Transit Hotel" をクリックしてショッピングカートに入れ、あとは連絡先(注)を入れて確定させるだけ。(注:携帯電話番号とメールアドレスの両方が求められますが、前者を持ってないので職場自室の番号 (固定電話) を入れたところ受け入れられました。)簡単です。(ただし予約サイトの動作は相当ノロいですが。)

まもなく確認メールが届きました。とりあえず私の名前で予約したのですが、Lindaの方も自動的に完了していました(下)。同行者だからそうなりますよね。

ただ、判ってみればホテルは空港外にあるため(送迎あり)いったん出なければ行けないし、実際泊まられた方のブログを見ると何もなさそう。(同じホテルかどうかは不明ですが「シャワーのお湯がでない」とのレビューも。)また時間の関係で「栄養満点のご朝食」とやらも食べられません。そうなるとホテル周辺にあるらしいコンビニで買った飲食物を持ち込んで本を読みながら時間潰しをするだけになります。(もちろんテレビは理解不能なので。)両替も必要になります。無料のサービスにケチを付けるのも何ですが、ちょっとめんどくさい。そもそもサンパウロ行きは深夜出発なのでベッドでスヤスヤ眠るのは無理。(寝られない可能性大だし、寝過ごしも恐い。また時差ボケを考えたら下手に寝ない方がいいかも。)これが早朝便なら利用価値も高いのでしょうけど。(追記:予約ページに出ていたホテル名で検索したら場所が判りました。自腹でもこのくらいで泊まれるんですね。)

となれば、より魅力的なのはラウンジの方。こちらには「旅の疲れを癒せる客室(4時間以内の利用)」とありますが、公共スペースは時間無制限のようなので問題なし。

今度はLindaの予約も別に必要でしたが、手順は全く同じです。

無事完了したものの届いたメールを見て一抹の不満が。

"Free access" といいながら直後に "pay-by-the-hour" とあったからです。どっちやねん? そこでコールセンターへ問い合わせることに。ただし0570番号の電話は当方のプッシュ回線だと自動音声による言語選択ができず、オペレーターに繋がらないためファックスを使いました。5分も経たない内に電話で返事が来て、エコノミークラスの乗客でも無料で利用できるとのこと。とりあえず一安心です。ただしネットで見られるラウンジの様子は何れもファーストかビジネスクラスに乗った方によるものなので、当日のサービスはそれらより圧倒的にショボイかもしれません。そのくらいは覚悟しておきますが。(何せタダなので。)

なおサービスは1便につき1種類しか選べないようになっており、二つ目を選択するとこんな警告が出ます。

ところが何かの弾みでラウンジとホテルが両方とも予約できてしまいました。大丈夫かな? もちろん一つだけ残すのならラウンジですが、とりあえずこのままにしておきます。

ちなみに、残りの一つ "Ground-Air Connection" というのは無料シャトルサービスですが、現在は北京〜保定(Baoding)市の往復しか提供されていないようです。観光しないので関係ありませんが・・・・・そんなことより帰路の11時間45分待ちにもラウンジかホテルのどっちかを付けてくれ!(おそらく日をまたいでないからダメなんでしょうね。)

おまけ


シャトルサービスについても詳細を見てみたところ、北京発の一番速いバス便に乗っても保定発の一番遅い便には乗れず帰ってこられません。何考えてんだ?

おまけ2

ログイン後画面の "Prepaid Advance Seat Selection & Prepaid Baggage Fee"(左)から座席指定ができますが、私のように「アホみたいに安いなあ」と思ってはいけません。通貨単位は人民元(CNY)なので日本円(JPY)だとその17倍ぐらいします(油断大敵)。

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